小学生時代の私は
場面緘黙症を伴う
社会不安障がいで
学校では誰とも会話することが
できなかったわけですが
「友達がいないこと」に関しては
すっかり慣れっこになっていたため
特に不便に思ってはいませんでした
ただ、運動が苦手だったため
体育の授業もそうですが
年1回の運動会や
マラソン大会など
そういう行事が
とても恐怖でした
かといって
その頃の小学生に
苦痛だから休むという
選択肢はなく
なんとかして
その恐怖の1日を
乗り切らなければいけません
そういう時に
私が毎回
自分に言い聞かせていたことは…
「時は流れている」
ということです
これまで
どんなに苦痛な行事があったとしても
必ずその次の日は
訪れていて
ずっとその嫌な時間が
永遠に続いていくことなんて
決してないのです
苦痛な時間を永遠に続けていくことは
まさに地獄でしかないわけですが
必ずその時は終わり
次の日はまた
普通の日常がやってきて
その嫌な出来事は
昨日のことになっているのです
私にとって
嫌な行事が行われる時は
いつも自分自身にそう言い聞かせ
慰めていました
今更ですが
ひなケーキ🍰