職場体験に行ってきました
小学生の時から私は
中学生の中で1番楽しみにしていた
行事でした
地元のいろんな職場から
1人1箇所選んで
3日間お仕事させてもらいに行きます。
小学校や保育園や本屋さんや
スーパーとか
クロネコヤマトさんとか。
私は道の駅に行きました
今日はお土産コーナーでした
レジ打ちさせてくれるのかな?
どんなお仕事させてくれるんだろ?
そんなワクワクの気持ちで行きました。
いざ、お土産売り場に約束の時間より15分前
に入りました。
maru
「職場体験に来た〇〇です。」
2人で道の駅担当なんですが。
もう1人の職場体験に来る子が
来てなかったので
「もう1人が来るまで前で待っててください。」
と言われて15分待ちました。
来ない
時間になっても来なかったので
私だけ最初に説明してくれました。
まずは、荷物を置くところ。
畳の狭い部屋でした。
そこでエプロンを着て名札をつけて。
次はいよいよ体験です
案内してくれたのは
レジコーナーでした
やっぱり
レジさせてくれるの?
あれ…
案内してくれたレジコーナーには
レジが2台あって、
1台の方は休止中にしてあって
そこに
山のように新聞が置かれていました。
「ここでこの新聞で箱を作ってください。
今から作り方教えますねー。」
えっ、箱作るの?
これです。
まぁ、最初はこんなもんかな
このあとで他の仕事できるのかな
その後15分して
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい。」
と言いながらもう1人の子が来ました
「maruさん、
作り方教えてあげて。」
「はい。」
1回一緒に教えながらつくりました。
言っても言っても分かってくれなかったけど
やっと分かってくれて
その後1人で作ってもらって
やっと作ることができたのでそれからは
自分の作業に没頭していました。
そしてその後も
学校でもほとんど話した事のない2人で
黙々と何に使うかもわからない箱を
立ちっぱなしで
作り続けていました。
時計も見つけることができず
どのくらい時間が経ってるのかも
わからないまま
ただひたすらに作り続けていました。
職員さんに
話しかけられることもなく。
ただふたりで黙々と。
で。
ふと。横を見ると…
え。何作ってんの?🙃
いつの間にか全然違う物を
作り始めていました。
たくさん⛰️。
「ねぇ。違うのできてるよ…」
「え?
あ、本当だー。
maruちゃんのとちがーう。」
何やってんのよ。
え? じゃないのよ。
ちがーう、じゃないのよ。
職員さんに言うと
「あっ、あー。🫨
うん、まぁ、いいですよ。」
と、問題作をどこかへ持っていきました。
すると。職員さん
「私は今から30分、12時まで休憩してきます。
12時になったら2人でさっきの部屋に戻って
13時まで休憩しててください。」
えっ、
もう2時間経ったの??
2時間、私たちは
立ったままこの箱作ってたの?
そして12時になりました。
あの、山のようにあった新聞も
終わりが見えてきて
これが終わったら他の仕事が待ってるんだと
楽しみにしてました。
休憩が終わってさっきの場所に戻ると
また新聞が山のように
最初の時より
積まれていました
うそでしょ
これはもう、今日はずっとこの作業だ
時計も見つけて午後は
時計をチラチラ見ながら
作業をしていました。
1時間ぐらいして
さっきの人とは違う職員さんが
他の職員さんたちがいない時に
「レジ打ちしてみる?」
って言ってくれて
1回だけレジ打ちしました
楽しかったぁ
でも、始めの職員さんが戻ると
その後はまた新聞。
するとどんどんお客さんが来て。
「ちょっと
どいといて。」
と言われ…
ダンボールが積まれた
隅っこに追いやられて
またひたすらに
折り続けました。
手が新聞のインクで真っ黒になるまで
折り続けました。
私は1人で
90個
作りました。
5時間かけて。
が!
最後の方で
もう1人の子が
焦ったんでしょうね。
自分は全然進んでないから。
(「もう嫌だなぁ」って
言いながら長ーーいトイレ
行ってたもんねぇ)
「2人の分
まとめて
置いて
おこうよ!」
はぁ?
って言えない私は
まとめましたよ。
嫌だったぁ
すんごい嫌だったぁ
あんなに楽しみにしていたのに
ちょっとがっかりでした。
もう1人の子
「ねぇねぇ
明日って何時に
来ればいいかなぁ」
「9時半スタートだから
9時15分には来ないと
いけないと思うよ。」
「えー、
早くなーい??」
早くない。
お母さんのお迎えの車に乗ると
お母さん、私の真っ黒な手に
驚いてました
そのままピアノレッスンだったので
コンビニでガッシガシ手を洗いました
なんか。
思ってたんとちゃーう