この条約は、すべての障害者によるあらゆる人権及び基本的自由の完全かつ平等な享有を促進し、保護し、及び確保すること並びに障害者の固有の尊厳の尊重を促進することを目的とする。
障害者には、長期的な身体的、精神的、知的又は感覚的な障害を有する者であって、様々な障壁との相互作用により他の者と平等に社会に完全かつ効果的に参加することを妨げられることのある者を含む。
第二条(定義)この条約の適用上、
(略)
「障害を理由とする差別」とは、障害を理由とするあらゆる区別、排除又は制限であって、政治的、経済的、社会的、文化的、市民的その他のあらゆる分野に おいて、他の者と平等にすべての人権及び基本的自由を認識し、享有し、又は行使することを害し、又は妨げる目的又は効果を有するものをいう。障害を理由と する差別には、あらゆる形態の差別(合理的配慮の否定を含む。)を含む。
有斐閣・2012年度版国際条約集 より引用
外部リンクとして外務省の「障害者の権利に関する条約 和文テキスト(仮訳文)」にリンクしておきます。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/shomei_32b.html
なんでこんなけったいなことをいきなり書きだしたのかといえば、
オリンピックが決まりましたが、以前から私が疑問というより、問題視していた「精神障碍者がパラリンピックに出ることができない」問題をつぶやいたら。
まぁツイッター上で色々と精神障碍者に対する「偏見」が入ったリプライをいただいたので(苦笑)
一応言っておきますけれど、
精神障碍者が危険とか言ってる人のほうが危険ではないかと思うのです。