間違った筋トレが筋バランスを崩し、スキル低下や故障を招く具体例 その3 | 関西メディカルスポーツ学院

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整形外科医師・理学療法士・柔道整復師も学ぶ摩季れい子学長のオリジナル技法

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一生懸命、筋トレをされている野球選手も多いと思いますが、やみくもに筋肉を鍛えても野球のパフォーマンス向上につながらないばかりか、スキル低下や故障を招く恐れもあるのが筋トレです。


そこで、「間違った筋トレが筋バランスを崩し、スキル低下や故障を招く具体例」について、摩季れい子学長の『野球選手の故障予防と投打のバイオメカニクス』第5章「筋収縮を理解して筋トレする」から引用して、シリーズでご紹介しています。


今回は、バーベルを使ったスクワット系トレーニングについて、ご紹介いたします。


このようにトレーニングによって起こる筋アンバランスがスキルの低下や障害発生につながる怖さは様々なところに潜んでいます。


一生懸命取り組むスキルアップのための筋トレにはしっかりとした認識が大切です。


故障原因を作ってしまうトレーニングには、次のようなケースが考えられます。



①バーベルを使ったスクワット系ウエイトトレーニング。




バーベルを背中から回し、腕で支えたバーベルをスクワットにより上下させる運動。


スクワット時にはバーベルを安定させるために上体を前かがみとしながら、ヒザの屈伸をする。


この体勢は、腰椎前弯角(前方に弯曲した角度)が増幅することから腰背部の筋肉が疲労しやすく、腰部筋の柔軟性低下につながりやすい。


腰部筋の柔軟性低下は背筋の能力を低下させ、腰痛を起こしやすくする。


また、同体勢は、腰椎の両側にある腰椎椎間関節の圧迫ストレスを増大させるなど、椎間関節への負担も大きくなる。」


次回は、アームカールトレーニングとレッグ・エクステンションについてご紹介いたします。


摩季れい子著『野球選手の故障予防と投打のバイオメカニクス』はこちらからご購入いただけます。(一般書店での販売はしておりません)

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