「野球筋」を理解して筋トレすれば、効果が大きくなるということをシリーズでお伝えしています。
第5回目の今回は、前回の三角筋前部線維に続いて、②三角筋中部線維の説明をいたします。
摩季れい子学長の著書『野球選手の故障予防と投打のバイオメカにクス』第6章のコラムから引用して、ご紹介します。
★ 三角筋中部線維
ゼロポジション近位置、投球動作を安定させる
【三角筋の図・右肩外側からの図示】
テイクバック期を作る時、コッキング期を迎える時、腕は外転方向に挙上します。
この外転時の主動筋である三角筋中部線維がコンセントリック収縮力(縮みながら力を出す)で肩を導きます。
コッキングからアクセレレーションで腕が下がらないように、この筋肉は常に短縮性の力を発揮し続けます。
この継続される力によって腕のポジションが安定し、力強く振れます。
このコッキング期を作る外転動作時に三角筋中部線維の緊張がインナー筋(棘上筋)より早く、そして強く収縮すれば、棘上筋の作用が弱まるため、肩が上方へ挙がり過ぎ、上腕骨が肩甲骨からはずれるという症状が表れます。
【棘上筋の図】
これは肩にとって非常に不安定な状態で、これでは、一連のピッチング動作で生む腕振りのパワーを発揮しづらくなります。
当然、球速は下がり、コントロール力も低下します。そのリスクを回避するには、肩外転時の初動でインナー筋の棘上筋を意識し、肩40度まで活動させます。
また、インナー筋には、上腕骨を肩甲骨関節窩に安定させる働きがあり、投球肩を作る最大のポイントが、この筋肉をいつ働かせるか、なのです。
外転40度まで素早くインナー筋を活動させ、その後、アウター筋の三角筋中部線維を働かせます。
この二層の筋肉を使うタイミングをつかむ練習が実践へつながる「野球筋」のトレーニング(投球腕)になるのです。」
つづく
摩季れい子著『野球選手の故障予防と投打のバイオメカニクス』はこちらからご購入いただけます。(一般書店での販売はしておりません)
ゲスト 松本幸大 元プロ野球選手
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