去年までは一点豪華主義でグランメゾンを一軒だけ訪れましたが、今年はグランメゾンの半値以下でとにかく美味しいという評判(ヒラマツのスタッフにリストアップしてもらいました)のレストランを廻ることにしました。
まずは”本当に美味しいパリのレストランTOP10”の第1位に挙げられたSeptime、パリの下町11区シャロンヌ通沿にある予約の取りにくいお店です。予約は3週間前から電話で受付けます。
何の変哲もない外観で看板もないので、グーグルのストリートビューで目に焼き付けておかないと、うっかり通り過ぎてしまいそうです。
店内は北欧風のシンプルでナチュラルなインテリアで、テーブルクロスのないスタイル。ただ、テーブルは小さく椅子も固く、隣りの席との間隔が狭いので教室で給食を食べるような感じもします。
客席からオープンキッチンが見え、髭面のシェフがもくもくと料理を作っていました。こちらのシェフは元グラフィックデザイナーで、パリの三つ星レストラン「アルページュ」のアラン・パッサール氏に師事した経歴の持ち主とか、料理が楽しみです。
ランチには前菜、メイン、デザートの3皿で32€というコースがあったので、胃袋の小さい日本人としては迷わずこのコースにしました。
ランチには前菜、メイン、デザートの3皿で32€というコースがあったので、胃袋の小さい日本人としては迷わずこのコースにしました。
メインは豚肉を頼みました、フランス語のメニューなのでよく分からないのですが、ドルドーニュ県産の豚かな?柔らかくチーズのほのかな酸味とよくあう一品です。
デザートはチーズも選べたので、ブルーチーズとシェーブルをいただきました。
デザートはチーズも選べたので、ブルーチーズとシェーブルをいただきました。
Septimeは32€で美味しいランチを堪能できる、評価どうりのお店でした。
店内は混んいて後から来た客は入口のバーカウンターでワインと前菜を食べながらテーブル席が空くのを待っているようで、食後のコーヒーをゆっくり楽しむ雰囲気ではありませんでした。
もう一軒は2区の証券取引所近くにあるSATURNE、パリて1番美しいパサージュ「ギャリー・ヴィヴィエンヌ」に行く途中にあります。
ビジネス街の端正なお店という外観です。店内はここも北欧風で、ゆったりとしたシンプルで上品なインテリアは場所柄でしょうか。
こちらのランチは前菜、メイン、デザートの3皿で45€、Septimeに比べると少し高いようですが、それでもグランメゾンの半値で美味しい料理がいただけます。
前菜は牛肉のタルタルを頼みました。
鮮やかな緑の食用葉の中から見るからに鮮度の良さそうな生肉が出てき来ました。あまりソースをつけずお肉のネットリとした甘味を堪能しました。薬味を混ぜたりせずお肉だけの味わいを楽しめるこの店のタルタルは、これまで食べたベストでした。
鮮やかな緑の食用葉の中から見るからに鮮度の良さそうな生肉が出てき来ました。あまりソースをつけずお肉のネットリとした甘味を堪能しました。薬味を混ぜたりせずお肉だけの味わいを楽しめるこの店のタルタルは、これまで食べたベストでした。
メインは鴨のソテー、これも絶品でした。