あざみ野第二小学校地域防災拠点では、3年ごとに親子の避難所宿泊体験訓練を実施しています。
今回は地域防災拠点の防災イベントと学校行事のキャンプファイアーのコラボレーション「防災キャンプ」をあざみ野第二小学校オヤジの会が中心になって企画と運営を行いました。
3年前の宿泊体験訓練では企画、協力者の手配、当日の進行などほとんど一人でやりましたが、今ではオヤジの会のメンバーが全部やってくれたので、気楽に参加できました。
1日目午前10時、メインスタッフが集合しての進行の最終確認
オヤジの会(ピンクのTシャツ)、校長・副校長、防災拠点運営委員
炊き出し用具材の玉ねぎを前に軽妙な掛け合い
13時15分から体育館で開会式&オリエンテーション
今回も100人ほどの親子参加がありました
宿泊訓練の参加者は、体育館宿泊組と校庭テント組に分かれます
体験訓練の最初のプログラムは緊急給水栓からの給水訓練
「ご家庭の備蓄水がなくなったら、ここから水をもらいます。口の大きなボトルか給水袋を持って来てね!」と水道局のサービス係長さん。
毎回、ありがとうございます。
夕食用のカレー作りが始まりました。こちらはお母さんと女の子や小さな男の子がなれない手つきで人参、じゃがいも、玉ねぎを剥いてます。
初めて使うピラーで指先を切る子が続出・・・これも経験
このかまどでカレーを調理します。
カレーは釜ごとに中辛、甘口となっていて好みで選べます
参加者はお皿とスプーンを家から持参します
大型炊飯釜で12kg炊いたご飯はさすがに美味しい
カレーライスは防災訓練の炊き出しの定番ですが、この拠点の訓練では自分たちの食べる食事は参加者みんなで協力して作ります。
このプログラムは、食事を提供される避難者体験ではなく、炊き出しに協力する災害ボランティア体験と感じてもらえると嬉しい!
食事が終わるといよいよお待ちかねのキャンプファイアー
オヤジの会が薪を組んで準備してくれました
午後7時、夕焼け空の下、キャンプファイアーが始まります
ここからは校長先生の独壇場、すごいパーフォマンスです
キャンプファイヤーを囲んで大いに歌い踊った子供たちは、体育館の寝床やテントでぐっすり寝ました
翌朝はラジオ体操、ロールパンとカップスープの簡単な朝食、寝床の片付けを済まして解散しました。
猛暑の中、熱中症もなく無事終わった防災キャンプでした