伊勢堂岱遺跡が令和3年、北海道・北東北の縄文遺跡群のひとつとして、

世界文化遺産に登録されたので、行ってきました。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊勢堂岱遺跡は、縄文後期の遺跡で、

毎年11月から4月ごろまでは、雪の為、閉鎖されています。

 

 

伊勢堂岱遺跡を見る前に、先にこちらに入ります。音譜

 

伊勢堂岱縄文館

 

 


 

 


伊勢堂岱縄文館は、伊勢堂岱遺跡から出土した、

約300点の土偶・土器などを展示しています。

 

 

展示室に入った正面に、環状列石Bの土坑墓から出土された板状土偶の

高さ2mの巨大板状土偶レプリカ

 

 

 

 

実際の板状土偶は、高さ19㎝なので、12倍の大きさですね。

 

 

 

 

 

伊勢堂岱遺跡の歴史

 

 

 

 

 

伊勢堂岱遺跡の場所

 

 

北秋田市脇神字伊勢堂岱に有ります。

 

 

出土した土偶の展示

 

 

 

 

 

 

 

 

色々な説明板を見て回ります。

 

 

 

 

 

多彩な祭祀の道具の展示

 

 

環状列石の石の下に、死者を埋葬した土坑墓が確認されており、

祈りや祀りの道具も多く出土しています。

 

 

 

土偶の展示ボックス

 

 

 

 

↑こちらの中央の板状土偶が、展示室入り口に有ったレプリカの実物です。

 

 

 

 

実物は高さ19cm

環状列石Bの土坑墓から完全な形に復元できた、板状土偶です。

 


 

伊勢堂岱遺跡からは200点近くの土偶が出土していますが、

土偶は何らかの願いを込めて壊されたのか、

ほとんどは破片で完全な形に復元できたのは、この1点のみです

 

 

反対側から見た土偶の展示

 

 

 

 

 

さっきの板状土偶を反対から見るとこんな感じです。

 

 

 

 

 

当時の様子を表したジオラマ

 

 

 

 

 

映像で詳しく見ることが出来ます。

 

 

 

 

 

伊勢堂岱遺跡の未来をみつめて

 

 

 

 

 

伊勢堂岱縄文館の展示を見た後、伊勢堂岱遺跡に行きます。

 

 

 

 

伊勢堂岱縄文館を出た後、少し歩き…

分かれ道を左に進みます。走る人

 

 

 

 

 

 

 

 

4つの環状列石の遺跡

 

 

 

 

 

 

 

 

分かれ道から、ストーンサークルは全然見えませんね。

 

 

 

 

 

どんどん進んで行くと…

 

 

 

 

 

伊勢堂岱遺跡が見えて来ました。

 

 

 

伊勢堂岱遺跡は、縄文時代後期前半(今から約4000年前)の環状列石を主体とする

大規模な祭祀場遺跡です。

 

これまでに4つの環状列石を中心に、

配石遺構、掘立柱建物跡、土坑墓、柱穴、溝状遺構など

多くの祭り・祈りの施設が見つかっています。

 

平成13年1月に国の史跡に指定され、

令和3年7月に海道・北東北の縄文遺跡群の1つとして、

世界文化遺産へ登録されました。

 

 

 

平成6年、大館能代空港へ道路建設の際の発掘調査で、

平成7年、直径約32mの環状列石Aと、弧状の環状列石Bが発見されました。

さらに翌年の平成8年に、直径45mの環状列石Cが確認されました。

 

3つの環状列石が発見されたことで、道路計画を中止し、道路を迂回させ、

遺跡を現地することが決定。

 

その後も発掘調査を継続、4つめの環状列石Ⅾを発見、

貴重な遺跡として、平成13年1月29日に国の史跡に指定されました。

 

 

 

 

 

掘立柱建物跡

 

 

 

 

 

環状列石Cと環状列石A

 

 

 

 

 

 

 

 

環状列石C

 

 

 

 

 

環状列石Ⅾ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

環状列石を上から見た画像

(画像はHPよりお借りしました)

 

 

 

 

伊勢堂岱遺跡を後にします。

 

 

 

 

 

さっき入った、伊勢堂岱縄文館

 

 

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