<中華料理屋>
a30と夕飯を食う。
辛いのは嫌だって言ったのに!
こいつはチンジャオロースを頼みやがった。
予想通り、何か辛い物が入っている。最悪!
「えっ、こんなのが辛いんすか!?」
・・・確信犯かお前は!
<ペシミストとオプティミスト>
楽観主義者は何故、(いつか必ず)成功するのか。
ほんと、何でだろう!
でも、そういう人を見ていたら
何となくそう思う。
だって、あんな笑顔、羨ましいもん!
<どーでもいいけど>
俺は高校時代、とある友達にヒューマンウォッチング
の手法の全てを教えてもらった。
はっきり言って、その手法(もちろん独自の!)は
ペシミストの考えそのもので、俺もその時から
今に至るまでめちゃめちゃ悲観主義者だから
ウマが本当にあった。
心理学者になればよかったのに。
その考えに基づくと、教育実習のメンバーは
殆どがオプティミストだったと確信している。
だから、楽しかったし羨ましかった。
その最たるメンバーは、h@三軒茶屋と193かな~。
<ホント、どーでもよかったわ>
つまり、a30も自他共に認める楽観男だ。
いい奴だし、羨ましい。
この時期に就活やばいっすよ!と
考えるのはどーかと思うが、
それでも大変そーだ。
<世の中とは何だ>
いい奴、優秀な人、そういう人が就活で
夢破れていくのをけっこう見た。
嫌味な書き方なのは百も承知。
凄い不思議だ。
馬鹿な企業だな~って。
勿体無いな~って。
見る目無いな~って。
とりあえず、こっから先、女性のことは考えないことにする。
話がややこしくなるから。
今、とても興味がある命題はただ一つ。
「旦那が転勤するなら、奥さんがそれについていくのは妥当な結論か。
東京近郊なら?山口県(という田舎)なら?海外なら?
奥さんは会社でばりばり働いているなら?
旦那の経済力が圧倒的なら?子供がいるなら?いないなら?」
例えば、日本でいきいきと働いている女性経営者の輝く姿の裏には
こういう命題が隠されていることに気付かなくてはならない。
そういう人をクローズアップするのならば、個人ではなく
夫婦をクローズアップするべきだ。
「プライベートに関わることですから。」
そう、プライベートに何らかの問題があるはずだ。
<学力がある人と優秀な人と>
就活をしていると、これは全く意味が違うことに気付く。
「優秀」という概念を日本社会にあてはめると、
「気が利く」に集約されると思う。
例えば、
「一人でも年上がいる飲み会では楽しもうと思ってはいけない。」
という常識を知っている学生は非常に少ない。
仮に知っていたとしても、一時間ほど楽しく飲んでいれば
忘れてしまうのがオチだ。
インターンで、ひどい飲み会をけっこう見た。
彼らはビールを一杯飲む毎に、
自分は社会常識がありません!と
宣言しているようなものだった。
(誓って言うが、国際部門のことではありません!)
自分はリクルーター面接が殆どだったが、
電話をもらってから、喫茶店の間、別れるまで、
そういう意味で気を抜いたことはなかったと思う。
勝因とは言わないが、敗因に繋がることはしなかったことも事実。
敬語も楽勝。
結局、応援団ってことか(笑)。
<また話がそれた。>
つまり、「気が利く」かどうか。
就活の全てはこれだと思う。いろんな意味で。
「いろんな意味」という言葉でごまかしたが、
何のことはない。
- 中谷 彰宏
- 面接の達人 2007 バイブル版
- 杉村 太郎
- 絶対内定 2007
これらの文章が「いろんな意味」を全て表している。
少なくとも、応援団出身者ならこれらを読んで
うんうん、とうなずきっぱなしだろう。
気付けない人に、気が利くという概念を
懇切丁寧に何とか説明しようという著者の意気込みを
感じ取れる。
ピン!と来る。面接やってて。それなら、絶対いけるはず☆
<笑顔が素敵なのに>
内定が取れない。
その人と付き合ってて、最高なのに取れない。
ここら辺の矛盾が世の悲しいところだ。
俺なんか、一生かかってもああいう笑顔は得られないのになー。
<矛盾解決方法>
社会人ととにかく会いまくる。
最高のロールモデルだろうが、最低の反面教師だろうが
とにかく数が大事!
その際、全力で全てを盗んでやる!という気合が必要。
一挙手!一投足!
喫茶店を出て、別れた後のつくばエクスプレス内で
自己嫌悪に陥っているくらいが最高!だと思います。
「今のタバコの吸うタイミング最高!」
「さすが、金の払い方が凄い!」
「こうやって上司と話せばいいのか!」
こういう盗み方。
電話とかしだしたら、
聴いていないふりして、コーヒーを飲みながら、
耳をうさぎなみにするべきだと思う。
<おい、ノーベル賞受賞者!>
- 朝永 振一郎
- わが師わが友
この人は他にもたくさん本を書いていて、
もちろん「量子力学」なんかもばっちり書いている。
しかし!この人の真の魅力はこの書にあった!
8編の随想が収められているが、
とにかく「滞独日記」の編が最高!
元々京大で研究を続けていたが、
同じ部屋の湯川秀樹がうざくて嫌いだったと
あっさり告白!
そして、ハイゼンベルグに師事するためにドイツに留学。
この世界でハイゼンベルグに師事するということは、
経営者がジャックウェルチに師事するようなもの!
それなのに・・・。
日記に出てくる、こんな日だったベスト3は、
1.今日はエロチックな妄想をした。自己嫌悪で眠れなかった。
2.今日は暇だった。
3.今日はやる気がしなかった。
エロチック!
まじで、俺はこの人と友達になれそうだ。
毎日エロチックな妄想♪
そして、一年経つか経たないかの時に
第二次世界大戦が始まりそうだから、
日本に帰ってこいという命令が出て、
帰国したところで終わっている。
ハイゼンベルグと議論した、なんて日もたまには
あったが、ほぼ毎日さぼり。
画像が無くて分かりにくいが、
とても薄い本なので、是非。
ノーベル賞の歴史を見て何が楽しいって、
自然科学の発展は、天才の下に天才が師事して、
その下にまた天才が・・・というスパイラルに
支えられているんだな~という真理を見れること。
もはや神の領域だ!