鳴門市阿波踊りは徳島県で一番最初の阿波踊り。

2024年は恒例の花火大会がなくなり、唯一のイベントとなりました。

が、南海トラフ巨大地震予報が出たので、か、初日9日の人出はイマイチ。

でも、おかげでゆっくり桟敷で見ることができました。

 

暑かった夏もそろそろ終わりかと思うくらいさわやかな風が吹いていました。

 

画像と動画、やたら多いですけどカンコロの思い出に。

あと何回見られるかわからないから、残しておきます。

 

 

毎年鳴門市連(市役所の連)から始まる。これは今年も変わりありませんでした。

が、戦闘で踊る鳴門市長が今年はコロナで欠席。踊りがお上手なだけに残念です。

連とは踊りの一つのグループの事です。阿波踊り振興協会に所属している連もあれば、所属せずに活動する連もある。企業が運営している連もあれば、学校が部活動として運営している連もある。いろいろです。それぞれに歴史があるはず。

 

 

 

市職員は新人研修で阿波踊りがあるとか、徳島の企業はたいていそうらしいです。

楽しんでいる人は良いけど、いやいや参加する人は気の毒。それなら、就職しなくていいのにね。
 

 

女踊りの浴衣の柄に市の花は魔防があるのも特徴。

 

 

髪型モリモリの弥生連。

 

 

鳴門市阿波踊り振興協会所属の連↓鳴門浮々連

 

 

 

残っていてよかった。なんだか、連の数が減った気がする。

 

 

鳴門西小学校の子供で作られた連。貴重な子供だけの連です。

これだけ子供を集めるのも大変な時代になりました。

 

 

長くお世話されてきたご近所の先輩が先月亡くなられました。

そう思うと寂しくなってしまいますが、子供の家族が鳴り物を担当しているのですが、その数は増えています。

 

そして、市内の高校の阿波踊り部。

今年は野球部が甲子園に行かなかったので、フルメンバーでの参加かな?

高校野球でも有名な鳴門高校の連です。女子が多い。何故?男子は野球部だから?

 

 

 

 

続けて、地元の学生連、鳴門教育大学の鳴響連。

後発の連ですけど、いつの間にか、鳴り物まで学生たちでできるようになっていて、

しかも数が多くなっているし、上手になっている。

かつては借り物の鳴り物で、留学生が踊ていたような連だったのが、今では他の連に負けないくらいの阿波踊り連になっています。

面白いのが、地元出身の学生より、他県から来た大学院生の方が多いらしく、大学院生なら2年間しかいないので、その間にこれだけできるようになるんだからすごい!!と、思います。家が近いので、連日練習する音が聞こえてきて、頑張っているのがわかるから、応援しています。なにげに母校だし。

 

 

 

 

 

衣装や、振り付けもかわいい。カンコロがいれてもらっていた連が、一番最初指導したそうです。ちなみにこの大学の体育の先生もその連の連員でした。懐かしい。

 

次はうず潮連が率いるにわか連。

 

 

にわか連とは急仕立てのという意味で、合同練習をしていない素人の集まりの連。

県外の観光客や、お子様たち、誰でも参加できて、楽しめる。毎年参加者には手拭いがもらえる。

きっと、もともとの阿波踊りはこんな感じだったんじゃないかと思います。

今でこそ、構成や振付があって、ショーとしての阿波踊りが主流になっていますが、かつては、誰もが自分自身が楽しめる踊りだったと思います。

 

 

けっこう人数がいるから、盛り上がる。

その代わり桟敷がすいちゃう。だって、踊りに参加するから。

 

 

順番が違うかもしれませんけど、徳島市からきている老舗の阿波踊り連。

 

 

のんき連。優雅な踊りです。ちょっと人数が減った?

いえいえ、本番は徳島市の阿波踊りなので、そちらだと、人数増えます。

あくまで初日の踊り始め。という感じの参加?

 

企業連というのもありまして、企業が持っている連です。

連の運営もお金かかりますから。

徳島航空基地、要するに自衛隊です。自衛隊の海上自衛隊ですかね。

かもめ連という連です。以前何度も見たお鬚の連員さんがいない。のが寂しい。

 

 

 

 

 

徳島の有名連笹連。シャープできれいな女踊り。編み笠が他の連より鋭角。

な、気がする。

 

 

 

協会には入っていないけど、昔からあって、7年くらい前に復活したという

ひかり連。

 

 

モリモリヘアーですな。

 

 

 

かぶゆう連と読むようです。きっと徳島からきている連。←調べろって?

 

 

徳島の有名連葉月連

この連も優雅です。

 

 

 

鳴門市の振興協会所属の満月連。

連趙さん、先代連長さんとそっくり

 

 

同じく鳴門市振興協会所属の鳴潮連

昔働いていた事務所近くに拠点がある連で、7月になったら倉庫が開いて

阿波踊りの鳴り物が見えていました。

 

 

 

もう、時間があとわずかになると、桟敷がガラガラになって踊り子さんが気の毒な感じ。平日だし、初日だし、南海トラフ巨大地震予報が出たばかりだしで、観客少なかったのかも。いつもは道路は県外ナンバーであふれるのに、今日は道もすいていた。

 

 

 

十時間際でもお子様踊ってます。

徳島の夏は子供も、赤ん坊も、みんな宵っ張り。

それも面白い。し、地元文化を受け継ぐ担い手となる?

人口減少が止まらない徳島県。この先、いつまで続けられるのか阿波踊り。

そんなこともふと、頭に浮かぶ今年の阿波踊りでした。

すごく久しぶりに見に来たのですが、懐かしい連には懐かしく。

新し連には歓迎を。

すべてが、楽しいこの期間です。

桟敷の一番上で見ていたので、地震があったらと思うと気持ち悪かったですけど。

それに、地震対策なのか、桟敷席の入場がぎりぎりまで入れませんでした。

こんな時だから、仕方ないけど。

 

以下、Youtubeにアップした2024年8月9日の桟敷席阿波踊りの動画張り付けておきます。

めちゃくちゃ多いので、適当に、順不同です。