中国で買ったタブレットをだましだましながら、見ました。

いまだに、時間が中国時間。おかげで中国にいると思って中国ドラマ見せてくれます。

が、やはり不具合はあるようで、スクショした画像が転送できない。

ので、後日また、画像を絡めて書くと思いますけど。

中国のドラマってなぜこうも変則なんだろう?

 

 

60分12集と書いてあるけれど、107分の時もあれば、46分の時もあったこのドラマ。どういう切り方をしているのか?

ともあれ、12話なのはありがたかった。

これで30話以上あったら絶対見終わっていない。

なぜなら、あまり気分のいいお話ではないからだ。

オープニングからエンディングまで面白い作りで、アメリか映画やドラマを思い出すような場面が多かった。

 

そして、1997年と2016年が交錯するという感じで進むのだが、それだけでなかった。1997年と1998年の間も行ったり来たりする。それに気が付かないと、ややこしい。若干、俳優さんが青年期とその18年後とで変わっているのも要注意だ。

同じ俳優さんが演じているのは、そのメイクがうまい。

確かに、役者さんもうまい。

でも、一番優れているのはドラマの編集かな。なので、演出が良いんだろうなぁ。

という感じ。

最後の謎解きが少し唐突過ぎて、あれ?!という感じだけれど、それまでの人物/物語の作り方は緻密で納得がいく。何故、医学生でなければならないのか。とか。

でも、やっぱりスキッとしない、なにかお腹に重いものが残るドラマ。

なので、カンコロはあまり。。。好きじゃない。

 

 

唐曾,1985年10月13日四川省出身

制服/軍服の似合う男!!「鬓边不是海棠红」で軍人曹贵修を演じた人。

このドラマで1997年陈明昊演じる马队こと马德胜の部下だった小李2016年局長李群を演じています。小李は前髪を下ろして新人っぽい、ちょっと無理があるけど、2016年の警察署長?局長?李群はめちゃくちゃかっこいい。警察の制服がよく似合う。制服のおかげで曹贵修だと思い出しました。そういえば、沈栋梁を演じた侯岩松も「鬓边不是海棠红」で見た人だったわ。

 

このドラマかなりシリアスな展開のわりに主役の范伟はコメディ畑のようだからか、笑える場面が多くて、2016年のシニアになった王响と马德胜、それに糖尿病の龚彪の3人は常にどこが悪いの、痛いの、と言い合う。去年妻をがんで亡くした。等、不幸自慢を始めるところあたり、くすっと笑える。でも、くすっとじゃなくて、爽快な笑いが欲しいのに、それはない。この不幸自慢も中国のあるあるなのかもしれない。日本と比べて現在の平均寿命も10歳くらい若い中国。このドラマの中ではもっと短かそう。だから18年の年月でも随分とふける登場人物たち。

それに、企業ぐるみの汚職など、それにかかわるリストラ、などなど、不条理なもの多すぎる。人が人を陥れるような悪意の渦が気分悪い。

悪意の中でほんろうされる女性たち。その中の善い人王响・马德胜・龚彪の3人。それに、ヒロインの弟役蒋奇明演じる傅卫军の姉を想う健気さが救いになるはずなのに、その彼らも最後は。。という感じで、どうもスキッとしないまま終わった。

 

たいてい姑息な悪人役で出ている

工場長宋玉坤を演じた张帆は一番よく見た俳優さん。

暴风眼2021-2-23庞一山

终极笔记2020-12-10金万堂

盗墓笔记重启之极海听雷2020-7-15薛五

沙海2018-7-20大金牙

三生三世十里桃花2017-1-30灰狼精

と、ドラマ盗墓笔记シリーズ、最多出演じゃないかと思うくらい。毎回、違う笑える役で、印象的だった人。このドラマではひねりつぶしてやりたいくらい姑息な悪役でした。

尻切れトンボだけど、続きはまた後日。←あるとは限らないけど。