BS12で見る中国ドラマ「山河月明」邦題「永楽帝~大明天下の輝き~」
36話
すでに、全話終了してまして、今更メモなどいらないのですが、オシの张天阳演じる铁铉/鼎石様が、俄然、主役級にいや、最強の敵になってしまったので、辞められない。
そして、もう一人のオシ、韩承羽演じる第二代曹国公李景隆が、最強の敵になったと思ったのに、やっぱり韩承羽が演じれば、第二代曹国公李景隆は日和見的な善人になってしまった。
この二点でやめられない(笑)
出番多すぎだわ。嬉しいけれど。
燕王朱棣の片腕である张玉。いよいよ世代交代の時期なのか息子の张辅登場
张辅の活躍もあって、軍馬を得ることができた。
控えめな重臣张玉が父のため、功労のある名簿からも外されてしまうが、燕王朱棣は、しっかり見ていて、褒賞を与える。
そして、かつて少年朱棣がともに戦った魏国公,徐达の元部下であった顾成将軍を
投降させた燕王朱棣。有能な老将軍を引き入れるために、厚遇する。そんな仕事も张玉は引き受け、さらに燕王朱棣の命令で、燕王屋敷に連れ帰る。そして、妻徐妙云に厚遇するように燕王朱棣の言葉を伝える。
燕王の屋敷前で燕王一家の丁重な出迎えを受けた顾成将軍は
自ら膝をつき挨拶する。人たらし徐妙云の勝ち。
さらに、かつての部下であった谭渊にもあわせる。
この怒涛の攻めで、顾成将軍は燕王の将軍となるのだが、
朝廷では逆賊扱いになり、建文帝朱允炆の命令で顾成将軍の一族はすべて殺害される。
さらに、朝廷では、燕王に負けた燕王討伐将軍の更迭が決まり、次の将軍の人選に入る。
二代目魏国公徐辉祖(徐允恭)と、同じく二代目曹国公李景隆(九江)の二人に絞られる。
その情報を聞き、燕王朱棣は大師姚广孝に相談。大師は奥方に頼んでみられよと進言。が、すでに妻徐妙云は二通の手紙を用意していた。
徐妙云は弟二代魏国公徐辉祖(徐允恭)に向けて燕王の加勢を頼む文を書き、
同時に妹徐妙锦にも手紙を書いていた。
弟二代魏国公徐辉祖(徐允恭)は、燕王朱棣の義理の弟にあたり、そのため、朝廷では、末席に甘んじていた。かつての父徐达の同志であり部下である李文忠の二代目第二代曹国公李景隆(九江)が重用される様子を見、そして、燕王朱棣とは共に学び、幼馴染である3人。自分の置かれた微妙な立場も心得ているが、朝廷への忠義は誰よりあるのに、認められない。そんなジレンマを持ちながらでも懸命に朝廷を守ろうとする。
なので、姉徐妙云の手紙は封を切らず、朝廷建文帝朱允炆に提出しようとする。
弟のそんな性格を知り尽くしている姉徐妙云はもう一通の手紙を妹徐妙锦に送る。親族での戦いを避けるため、徐辉祖(徐允恭)を燕王征伐軍の将軍にさせないために、徐辉祖(徐允恭)が朝廷に提出するであろう姉徐妙云の手紙の封を切る。
徐妙云の、もう一人の弟、徐增寿もまた、複雑な心境である
終盤に来て、りりしくなった徐辉祖(徐允恭)報われない男だ。
結果、燕王征伐軍総大将には第二代曹国公李景隆に決定。
討伐出発前には朝廷建文帝朱允炆が出向き、第二代曹国公李景隆を見送る。
建文帝朱允炆から、剣をいただく第二代曹国公李景隆。感動してる?の表情。
メイクもしっかり武将ですな。
顔もシャープにみえる。でも、笑ってる方が好き。
討伐に向かう李景隆の慎重な態度に、もっと早く進撃すべきだと進言する徐辉祖(徐允恭)
何だか気の毒になってしまった徐辉祖(徐允恭)。
妻徐妙云に燕王朱棣は、この恩を一生忘れない。恩返しをする。と誓うが、徐妙云は将来弟の命だけは守ってほしいと嘆願する。
それを聞いた燕王朱棣の表情は微妙。そして、なぜ、自分が勝つと思うのかと問う。
このあたり、燕王朱棣と妻徐妙云の絆の強さと妻徐妙云の聡明さを演出したかったのでしょうね。わかるわかる。
そして、徐家の置かれた難しい立場。かつて、父徐达も朱元璋とのかかわりを上手にとっていた。今はさらに難しい立場。
それにしても本当に報われない徐辉祖(徐允恭)が気の毒でならない。
そんな、徐辉祖(徐允恭)を田峻丞がうまく演じている。と、思います。
顔つきも良くなってきた気がする。
誰かの一生をドラマ化しているものは、時間が長いので、その俳優の持つ実際の年齢なども関係するのでしょうか、いいと思う瞬間が必ずある。
ちょっと気になったので、百度から検索してもらってきたもの。百度だから信用できないかもですが。
ドラマの設定とは少し異なるような。
明太祖朱元璋(1328年10月21日—1398年6月24日)
朱标(1355年10月10日—1392年5月17日)
明惠宗朱允炆(1377年—?)
明成祖朱棣(1360年5月2日—1424年8月12日)
李景隆(1369年—1429年)朱棣と幼馴染とは言え、年の差は大きい。
徐辉祖(?—1407年)徐家のメンバーの出生年が無いのが残念。妙云もなかった。
男連中が幼馴染なら、姉である妙云は年上か?と思ったのですが、
铁铉(1366年—1402年)
姚广孝(1335年-1418年)
夏原吉(1366-1430年)铁铉よりだいぶ上のイメージでしたが。
张玉(1343年-1401年)側近の中では随分年上。朱棣も哥哥と呼ぶことありました。
盛庸(?-1403年)北元の王女海別について张玉とともに北元から投降した武将(当時は海別のおつきだった)
朱能(1370年-1406年)朱棣より若い。でも、徐达の軍では先輩だった気がする。
耿炳文/长兴侯(1334年-1404年)顾成将軍のほうが年上だった。部下だと思ったのは間違いだろうか。
顾成(1330年-1414年)長生きしたんだ。
吕本を演じた姚橹は盗墓笔シリーズ「记云顶天宫」と「怒海潜沙&秦岭神树」で三叔を演じていた人でした。 盗墓笔シリーズ中一番怪しく怖い三叔だと思った人。
「山河月明」でも、個性的ですけど、そう怪しくなく見えました。