昨日の「今日の猫様」でも書いたのだが、←ややこしくて申し訳ない。

その続きの今日の猫様です。

近所の大学にいた猫のお話。

繰り返しになりますが、大学には猫や犬がいた。

嫌いな学生もいるから、大学側は捕獲して処分していたのだが、地域の猫ボランティアさんが、地域猫にしてくださった。避妊去勢手術をしてお世話をしてくださっていた。それが、コロナ禍、大学構内に入れなくなり、猫たちはどうしているのか心配だった。←実際はカンコロはその時中国にいたので、実態はわからないけれど。

昨年帰国後すぐに見に行った時はタヌキはいたけれど、猫は見当たらないという状態でした。

それでも何度か散歩に行くと、偶然見つけた一匹の毛の長い黒猫。

それが、昨日の「今日の猫様」で今日の猫様である。

先に、張り紙に気が付いたのはご近所の猫好きさんでランちゃんの所でもお世話になっている三毛猫ファミリーズのママ←スナックじゃないです。

近所の三毛猫一家を保護して大切に飼っていらっしゃる、三毛猫ファミリーズのママです。カンコロはニジちゃママです。

 

 

読めますかね。以下そのまま転記します。

 

「長年お世話になりました」

私、熊五郎は、このたび、本学卒業生でこの春教職大学院を修了する学生さんの、滋賀県の実家に引っ越すことになりました。鳴門教育大学の皆様の長年のご愛玩に心より感謝申し上げます。女子学生さんの中には「熊五郎に会うためだけに、通学している!」と言う方までいて、男泣きいたしました。私は、ソメイヨシノの開花を前に、名残惜しいキャンパスを去ります。皆様のご健康と、鳴門教育大学の発展とをよりお祈り申しあげます。

P.S.なお、今後も本学に身を寄せる猫がおりましたら、よろしくお願い申し上げます。

 

以上。なかなか、涙を誘う名文でありました。←おおげさすぎますけど。泣けました。(連れて帰った卒業生さん、好きな女学生がいたのかな?)

 

てっきり女の子かと思っていましたが、男の子だったんですね。ちゃんと去勢手術をしてもらっていました。右のお耳がカットされているのでわかります。そして、子猫かと思っていたのに、しっかり大人の、あまり若くないようなネコちゃんであることもわかりました。それなのに、連れて帰ってもらえてよかった。

そして、この学生さんも男性のようですね。女子学生が連れて帰ったのかと思っていました。

意外な展開に、わざわざチラシを見に来てよかったと思いました。

この子の、熊五郎の残りの猫生が豊かであるように祈っています。

そして、この卒業生がよい先生になってくださることを願っています。

きっとなられることでしょう。

 

我が市では、この十年で三月の卒業式で閉校になる学校が多くありました。今年は隣の学校区の小学校がなくなります。

我が県では、今年開催されないイベント、なくなるイベントが多くあります。

無くなるものばかりで寂しく思っていましたが、この張り紙を見て少し元気になれそうです。