2023年4月30日日曜日。中国の労働節の連休は4月29日から5月3日まで。昨日連休初日は大雨で出ていく気になれず、今日30日に延期。ありがたいことに良い天気に恵まれ、気温もそれほど高くなくちょうどいい観光日和。

寧波の地下鉄も無料開放で乗り放題。と、言うことで、学院の北門で二人の学生さんたちと待ち合わせして、お出かけしてきました。

 

 

地下鉄一号線鼓楼駅の様子です。無料開放だからか、連休中だからか、人が多い。

地下鉄一号線鼓楼駅で降りて寧波の観光地「鼓楼」を目指します。

地上に出ると、多くの人が同じ方向に向かっている。きっと「鼓楼」に行く人たちだろう。

コロナ禍どこにも行けず人が多い所も少なかったが、コロナ対策終了後の中国、はじけたようにいろんな観光地に人が押し寄せているのだとか。ここ寧波でもそうかもしれない。

 

 

 

 

 

すでに鼓楼の前に着きました。

 

 

前回来た時は申年で、このあたりで孫悟空がお迎えしてくれたことを覚えています。

 

地下鉄が開通した2016年3月20日

 

当時のブログがこれですけど、ちょっと間違っているところ発見。

でも、その時はそう思ったのなら、そのままにしておきます(笑)

 

さて、「鼓楼」とは、昔時計がなかったころ、時を告げる場所として作られた塔のこと。

太鼓を置いて時間が来ると鳴らしたところだそうです。ですから、街の中心には必ずあって、中国各地にあります。中国のドラマを見ていても、見かけます。

この寧波の「鼓楼」も観光用に2000年代に再開発されたものです。

 

 

入ってみましょう。この鼓楼をくぐると道が一本。その道の左右にお店が連なっています。

 

 

朝10時ごろですが、人は多いです。

どこにでもある鼓楼の周りを整備して観光地の一つ老街にしている。中は飲食店が多い。食べ物の香りがしている。昔からある食べ物から、マクドナルドのようなものまでいろいろ。

 

 

鼓楼の二階の部分へ上がりました。さっき、外から見た時観光客らしい人が登っていたところです。人しか映ってないですね。すみません。狭いところを上がると。。

 

 

 

さっき通って来た地下鉄からの道が見えます。

ここには小さい展示場もあって今日は書と絵の展示をしているようなので、入ってみました。

 

 

 

 

花が活けてある。見ると、日本の華道の剣山で生けてあるので、驚いた。

最近は中国でも花を売っているお店が増えたのですが、オアシスで生けるアレンジ花が主流です。カンコロは嵯峨御流と未生流しか知らないのですが、楚の流派とは違う。妹がしていた流派の剣山だと思います。なんと言う流派だったか。忘れました。中国にもあるのだろうか?

 

 

 

 

 

展示品でわかるのは魯迅と小澤征爾くらい。しかし、日本人があったのには驚き。

さて、降りて、通りを歩き始めます。

 

 

通りには飲食店が多く並び、人気のお店には人が並んでいます。

それに交じってイベントの屋台もありました。

 

 

飲食店、寧波のお店に限らずです。いろんなもの、古くからある食べ物、新しい食べ物。

マクドナルドやケンタッキー・フライド・チキンなどもありました。どちらかと言うと、寧波名物や特産品が見たいし、食べたい。でも、中国の人いろんなところで並んでいました。寧波以外から観光に来た人や、寧波市内から来た人もいるでしょうから、目的はいろいろ。

 

 

 

イベントブースです。お得なものもあるのかもしれないけど、

 

 

こちらは中国のお土産にちょうど良さそうなもの。

以前、知り合った同業者の人から、お土産を買うなら、鼓楼がいいですよ。と、教えてもらったことがあります。こんな小物や、今回は通りだけですが、以前来た時には建物の中にはお茶や、お茶の道具、書道の道具、中国風の小物などがあるお店もたくさんありました。確か、招き猫のいる書店もあったと思います。

他で買うより少し割高な感じはしますが、見て即買える便利さもあります。

荷物の心配がなければ買いたい!!

 

 

 

 

燕も子育て中

 

 

このあたりは中国らしくて好きだ。

 

 

ぶらぶら見るだけでも結構楽しい。天気もいいし。人が多いのもテンションが上がります。

なにせ、二年近く日本でも合わせると3年間、コロナ禍人のいない街ばかり見てきましたから。

 

 

一緒に行った学生さんが、見たいというので、おもちゃ屋さんに入りました

なにもここで、入らなくても。。。なんて思いながら。

あるものは日本のアニメに関係したグッズ。オタクショップですな。

 

 

日本のアニメや漫画のジグソーパズルに交じって中国風のジグソーパズルもある。重くなければ、お土産に買って帰りたい!!

 

立体の物もあって面白い。

で、目に入ったものに、中国の福袋がありました。

 

 

福袋って書いてある。

69元。手に取ってみていると、後ろから店員さんが中身は100元以上。と言う声が。。。

中国語できないのに、なぜか突如聞こえる時がある。これは人の声ではなくテレパシーかも。海外での不思議な経験の一つ。女性の声だから、学生さんたちではない。

即、お買い上げ。学生さんたちが入りたいと言ったのに、買い物したのはカンコロだった。ちょっと恥ずかしいが。。。。ま、いいのだ。もう、6月末には帰るのだし。

かっちゃいました~

 

 

早く中身が見たい。

学生さんの一人がトイレに行くというので、近くのお店の前の椅子で開けてみる。

 

 

確かに100元は超えている。50元+70元くらいの物

カンコロはこの虎が好きだから、持って帰る!!もう一つは、学生さんが彼女にあげると言って持って帰りました。

 

 

ここは「N多寿司」という中国のチェーン展開しているテイクアウトのお寿司屋さんらしい。N多って、読み方「えぬどぉ」「えぬどぉ・えんど・えど?」江戸寿司を中国語で作った?これも和製英語ならぬ中国製日本語?うけるなぁ。

なんて思いながらトイレから戻る学生さんを待ちつつ、お寿司を見る。中国風にアレンジされたお寿司だ。きっと食べると、日本人「ケホケホケホ」と、せき込むかも(笑)

 

 

鼓楼をくぐってから通り抜けたところ、外は車が通る道と、歴史ある街だけあって、古いマンションと幼稚園があった。向かいには中山公園があるようだ。中山公園と言う名前もいろんなことろで見る。

 

 

外から見ても仲の賑わいがわかる。

一番手前の行列のお店は何でしょうか?

パン屋さんだそうです。トーストがウリのお店で、別に鼓楼とは関係のない今のお店だそうです。それなのに、人が並んでいる。ここで買わなくても。と、思う。けど。

 

 

鼓楼があるところは街の中心なので、このあたりは古くからある街なのだろうと思います。マンションもとても古そう。幼稚園も伝統ありそうですけど、新しい建物に建て替えるのが、中国式なので、来年には建て替えられるのだそうです。少し残念な気がします。

 

 

鼓楼の通りの一本横の通りですが、車も多いし、人も多い。丁度昼時なので、飲食店に並ぶ人もいるようです。つまるところ、食べ物の街という感じでしょうか。

 

 

このあたりなら、時価が高いだろうから、食べ物も高いんだろうなぁ。

鼓楼の通りにあった、チェーン展開している寧波の物産展、学院の南門にもあるのですが、同じ商品がお高いです。1.2倍から1.5倍。賑わいを楽しめますけど、別にここで買わなくちゃと言うものでもなさそうです。観光地はどこでもそうでしょうけど。

 

外で、麺のお店で昼ご飯を食べる。

このお店、先に注文してお金を払うと砂時計と伝票をくれる。それをもって二階の席で待っていると、料理が届く。

 

 

 

 

伝票の二行目のカンコロの麺。これに、スープがついている。

麺は細麺で美味しい。肉ではなくてレバーの薄切りが入っていた。

 

 

伝票一行目の汁面。この麺を頼んだのは趙君。

彼は、彼女を連れて行ってもいいかと言っていた。が、彼女はお腹が痛いと言ってこなかった。実は昨日二人で食べたカニにあたったようで、明け方3時にトイレに行ったと言っていた。それなのに、こんなごついものを食べて大丈夫なのか?心配だが、彼は肉が好きでいつも肉の入った面を注文する。先日の学院の創立記念日に黄色いバラを一本くれた学生さんだ。お礼に昼ご飯を御馳走しましょう。と言った時も大きな鶏もも肉が入った麺を注文していた。今回は骨付き牛肉の麺。でも、お腹大丈夫か心配だ。

今回のプランナーのもう一人の学生吴さんは温州の人だが、辛い物が好きだ。辛い混ぜ麺を注文していた。伝票三行目のものだ。全然辛くないと言っていた。カンコロは辛くないはずなのに、赤唐辛子がいくつも入っていて辛い!!

食べ終わってまた、ぶらぶらと鼓楼の通りを目指す。

 

 

途中大きな魚を焼いていた。これも四川料理の一つだそうで、焼いた魚の上に辛いソースをかけて食べるのだそうだ。

 

 

外周を回って、もう一度鼓楼の通りに戻り、

 

 

もう一度鼓楼をくぐって地下鉄へ向かう。
次の目的地は地下鉄二号線で一駅の所にある「城隍庙」