カンコロのいる中国浙江省寧波市北仑区は都会ではない。が、田舎でもない。この20年で目覚ましく発展してきた区である。中国の特定都市以外は省、市、があり、その下に区が来る。なので、浙江省という省の省都ではないが浙江省の省都に次ぐ二番目の市にあたる寧波市の中の区の一つである。ただ、別名を開発区というだけあり、貿易のかなめとなる中国トップクラスの国際港のある区であり、外資系企業が多く、中国のネットショッピング最大の淘宝,ネット決済の最大手であった支付宝の親会社アリババ社の倉庫があるところでもある。アリババ社の本社は省都杭州にあるらしい。いわゆる税金がたくさん落ちてくる区である。それゆえ、インフラの整備は行き届いている。地下鉄1号線の終点のある所でもある。そんな街にも夜、ネオンが鮮やかなところがあるらしい。2014年ごろ北仑区政府のある所の近くの公園で夜噴水のショーが見られると学生に聞いて、見に行ったことがあった。鮮やかなライトアップに噴水が踊っているように見られた。今回は、同じ北仑区政府の近くのビルがネオン鮮やか、と、学生に聞いている。じつは、これ、割とどこにでもあるものである。寧波市内の中心部でもあるし、今回卒業生に招いてもらった、棒化区にもあった。もちろん、上海の外灘のは有名であるし、重慶でも大規模にしているようだ。探せば中国どこにでもあるあるのものだ。

で、今日はドラマ「底线」の中にあったので、いただいてきた。

 

 

中央の細長い光っているものがそうである。

連動するかのように、近くのビルが同じ柄で光るのだ。見ていて飽きない。

光物の好きなカンコロはこの様子が大好きで、中国に来るときの楽しみでもある。このブログのどこかにもあるはずだ。今回は、棒化区で見たきりだ。北仑区で見られるのなら、是非見てみたいと思っていた。コロナ禍、特にロックダウン中なので、ドラマ「底线」で我慢しよう。

 

それから、ドラマ「底线」に見るもう一つの中国あるある。

 

 

陈康演じる王劲松裁判官の髪型。日本でも流行っているのでしょうか? 

 

 

何といえばいいのか。。。カンコロは嫌いなのですが、この髪型、中国あるあるです。男性のみならず、女性もされている方います。太極拳でご一緒する师姐がトップ部分をパーマをかけ、サイドをこの刈り上げ風にされています。もう一人の方はパーマなしです。初めて見た時は二度見してしまいました。この刈り上げ部分にシュッと線が入っていました。おしゃれというか、なんというか。学生にもいるのですが、学生は安い美容院に行くらしく、ときどき、失敗してる?という感じになっていたり、というあるあるです。このドラマ今年2月から5月に撮影されているらしいので、あっても変じゃないですし、この後、廃れる可能性もあるでしょう。

 

さて、ドラマ「底线」メモです。

26~28話

やっぱり成毅演じる周亦安は不利益な判決を受けたと思いこむ訴訟人乔大壮に報復を受けるようです。それでもひるまない周亦安は乔大壮の胸ぐらをつかみますが、蔡文静演じる叶芯

が割って入り事なきを得ます。が、周亦安の母は怪我をして、介護が必要になります。中国ドラマの徹底的に不幸が襲ってくる。というあるあるです。昨日スルーしてしまった、周亦安が担当した妻の妊娠がわかり出産をするかしないかでもめる夫婦の問題がまた、ぶり返し、今度は妊娠中の妻がトキソプラズマ?「形虫」という風に字幕が出ていましたが、可能性があると診断され、夫が妻に子供を処分しなければ離婚する。と、申し立てます。離婚してでも生むという妻。けしてお互いが嫌なわけではなく、ただ子供の存在だけを問題にしている夫婦なのですが、今の中国子どもの問題は大きいです。

妻のお腹は結構大きくて、動いた、私のお腹を蹴っている。というくらいの胎児を中国では堕胎できるんですかね。夫の手を自分のお腹に当てようとしてもみ合い、結局夫の頭部を手元にあったカメラで殴ってしまう妻。刑事事件になってしまいます。で、この夫役の男性、どこかでお会いしたような、お見掛けしたような。。。。どこだっけ。とてもやさしそうな男性なのです。

 

 

昨日のエンタメ記事にドラマ「底线」のことが載っていまして、その一部に、ありました。

 

 

三生三世続編の「宸汐缘」で司命を演じた张海宇でした。あぁ出てきてすっきりした。

 

 

ひょうきんな司命を演じておられましたが、王烧の司命の方が個人的には好きです。のっぺりした面長嫌い。

 

それにしても、中国は離婚だのなんだの夫婦間のもつれが多い。そもそも夫婦喧嘩は犬も食わないと言ったのは日本だけですか?でも他人事ではありません。カンコロもいつか、相棒に帰ってこなくていいと言われるかもしれません。良いけど。今いる猫たちは相棒が連れて帰ってきたり、家に入れた猫たちだし。老後は田舎より都会で暮らしたいし。戸建てよりマンションの方が好きだし。人には執着しない相棒なので、別れる時はあっさりしたものだと思います。それでも、背筋を伸ばしてシニアライフを過ごしたい。と、思っているカンコロ。お金稼がなくちゃ。なんだか、めちゃくちゃ精神的に良くない方へ傾いている気がします。

これって、「底线」のせい?連日見ているとそういう方向へ向かっていくのでしょうか。エンタメ記事では、現在の司法制度を鋭く切り開き、市民に広く司法の世界を、裁判官達の日々の努力を知らしめるドラマだとありました。これって、政府の肝いりってことですかね。なんだか。。です。それとも、単に地区封鎖で不安になっている?

 

それはともかく、裁判官周亦安頑張れ!!です。カンコロも頑張る!!←それかい?!