2021年12月24日金曜日朝8時半から

 

寧波職業技術学院と鳴門教育大学日本語教育・日本文化分野の院生との

 

交流会を行いました。

 

何が心配かといって、途中で、ネットが切れることが心配でしたが、無事に80分

 

切れることなく、お互い声も映像も見て聞くことができました。

 

中国だからか、学院のネットは不安定です。

 

前日、最終確認をしようとしたら、鳴門教育大学側の先生と連絡が取れず焦りました。

 

学院はコロナ感染者が近隣で出たため、授業ができるかどうかわからない状態で

 

直前に連絡を取りたかったのですが、鳴門教育大学側の先生が通信手段の

 

アイパッドを持ち帰るの忘れたのだそうです。一番大切な時に何てこと!!

 

グループチャットで院生に依頼したところ、承諾いただき、助かりました。

 

実際、ズームの招待状の設定が変わっていたらしく、古い招待状では当日つながりませんでした。

 

焦りましたよ。30分前に教室で、学生と打ち合わせをして、いざつなごうとしたら

 

つながらないなんて。携帯のアプリ微信を第二手段としていたので、そちらで連絡を

 

したところ、対応していただき、新しいズームの招待状をいただいて、無事に開始。

 

 

寧波職業技術学院の学生40名 

 

日本側は院生留学生を含む、5人。オブザーバーとして、教員2名でした。

 

日本側の話し声は小さいのですが、日本側の笑い声がやたら大きく聞こえて、

 

発言をした学生は一瞬ひるむところもありましたが、それでも、頑張って日本語を

 

つかおうとしていました。また、日本語で話そうとしても間に合わず、うろうろする

 

学生もいたりしました。事前の打ち合わせで、学院の学生はすぐには対応ができない。と

 

先生に伝えたことは院生に伝わらなかったのか。ちょっとがっかりです。

 

しかし、日本語の勉強をするしないにかかわらず、日本に興味がある学生が多いので

 

オンラインとはいえ、生の交流会は楽しかったようです。

 

 

 

後半の途中から昨年のこのクラスの担任だった先生が、広報誌の取材に

 

来てくださって、通訳もしてくださいました。

 

 

この交流会の一つの目的でもある、日本への留学についての質問の答えを

 

中国人留学生の院生に中国語で話してもらおうと思っていたのに、

 

留学生が日本語で説明をして、さらに、中国人の先生がその日本語を

 

聞き取れなかったことで、留学に必要なことは学生たちには伝わらなかったようでした。

 

これも、日本の先生にお願いしていたことなのに、留学生の判断に任せたとかで

 

伝わっていませんでした。残念だわ。残念だわ。本当に残念です。

 

鳴門教育大学は比較的、留学生におおらかな大学です。

 

三年制の学院から院生を目指すのには

 

どうしたらよいか、知る良い機会だったのに、逃してしまいました。

 

交流会から何かを得てもらいたいこちらの意向と、新しい機材のお試しや、

 

システムのお試しに使うことが目的の日本側とのすれ違いを感じました。

 

でも、モチベーションをあげるのにはよい機会だと思います。

 

もちろん、留学という明確な目的ができればもっとよかったのですが。

 

コロナ感染者が近隣の市内で出て、学生の八割が隔離されたり、

 

冬休みを一週間繰り上げるため試験が来週から始まるなど、バタバタして、

 

最後までできるかどうか、ハラハラドキドキの交流会でしたが、

 

まずは終わってよかったです。

 

コロナ禍、留学も交流も自由にならないご時世に意義ある交流だったと思います。