中国にはご先祖様のお墓参りをする清明節が、毎年4月にあります。
その頃になると、目にするのが、青団子。ヨモギ団子というのでしょうか。
スーパーやお店で見かけるのは中に胡麻餡や小豆餡が入った丸いもの。
職場の同僚からもらうのは彼女の義理の妹が作るというのし餅風のもの。
一度は学生が作りましたと持ってきてくれた、皮をヨモギ餅で作った大きな
餃子。中には野菜や小さく切った豆腐が入っていました。
どれも美味しいものでした。
そこで、調べてみました。
清明饼是浙江,江苏等江南地区的汉族传统小吃,是清明节的食俗。清明饼也被称作清明团子、棉菜饼、清明果、青团子等。
以上が百度に載っていた記事です。なんとなく意味は分かりますが、翻訳できないので、
日本語訳のものをご紹介
清明節(先祖を祭る中国の伝統的な祭日、今年は4月4日)を控え、浙江省武義県の家々ではもち米とヨモギを蒸して作る「青餜」と呼ばれるヨモギ餅作りが始まっている。かつて、農家でこのヨモギ餅を作るのは、家族で食べたり、親しい友人に配るためだったが、現在は多くの農家がネットや直営店で販売しており、同省杭州市や上海市等など遠隔地に販売することもあるということで、それにより良好な経済的効果を得ているという。浙江在線が伝えた。(編集TK) 「人民網日本語版」2017年3月24日
本来、家庭で作るもののようです。
職場の同僚が毎年作ってくれる寧波市のヨモギ餅、日本でいうのし餅なのですが、
とてもおいしい!!カンコロのお気に入りです。
作ってから一週間ほどは保存がきき、焼いて食べるとこれまた、おいしい。
砂糖がかなり入っているようで、甘くて柔らかいのが特徴です。
中に小豆餡や胡麻餡を入れるものも美味しいですが個人的にはこののし餅が好きです。
作り方を教えてもらいましたので、ご覧ください。
もち米を蒸します。
昔は臼で餅をついていたそうですが、現在はこの餅つき機登場。
便利になったそうです。そりゃそうですよね。力仕事が減ると楽です。
ついた餅を専用の台でのします。
これが出来上がり。この道具が寧波では必要不可欠なようです。
のした餅を10cmくらいの正方形に切ります。
切ったもの
この状態でご近所、親戚に配るようです。
カンコロもこの状態でいただきます。
それぞれの家にぞれぞれの作り方があるようですが、
焼くとふっくら膨らみ、熱々を食べるのがこの時期の楽しみです。
黄色い色の粉は黄な粉のようです。
場所によっては砂糖を入れて、餅にはそれほど甘みをつけないところもあるようです。
象山区で食べたものがその作り方でした。