前回の続きです。
レディースクリニックの子宮頸がん定期検診の細胞診がHSILに悪化したため
円錐切除を見越して大きい病院の婦人科(乳がんで通院中の病院)にかかり
そこで再検査をしたので、検査結果を聞いてきました。
1月のクリニックの結果は
細胞診 HSIL
組織診 1カ所 SIN1(軽度異形成) 2カ所 SIN2(中等度異形成)
でした。
今回、初の大病院での検査でしたが
結論から言いますと
細胞診 LSIL
組織診 SIN1(軽度異形成)
で、
再度、円錐切除の適応にはならず、経過観察となりました・・・
今回、前回の医師が手術に入ってしまったとのことで初めての若い女性医師だったのですが
質問には全部、しっかりはっきり答えてくれました。
以下自分の質問
・細胞診と組織診の乖離がこわい。中で進んでいるのでは・・・??
・細胞診の方が中のほうをとるので、細胞診のほうを重要視すべきだと聞いたのですが・・・
等々
以下回答
・乖離はよくあること
・たしかにこのようなブラシでこするから、細胞診のほうが奥をとるのは確か。
↑これを刺して検査してるらしい。(ヒィ)
先端部でとったほうが細胞診、下のギザギザでとったところが組織診。
このブラシを回転させてとるそうな
・組織診でとれないような内部に100%できない、とは言い切れないが、
子宮頸がんができやすい場所というのは決まっている。
そこが今、コルポではっきり見えていて、
(ここで私のコルポの際の写真を見せてくれた。30代にして、初めて自分の子宮頸部を見ました。笑。
ちなみにこの場所は年をとるとどんどん中に入っていって、見えにくくなるそうな。怖・・・)
そんなに悪いようには見えない。
とのことでした。
経過観察は、クリニックでも、こちらでもどちらでもいいとのことでしたが
こちらでは細胞診組織診一気にしてくれるし、
悪化した際は迅速に手術予約できるし、
何より手術までに医師との関係も築きたいな、と思ったので
再度そこでの予約をとりました。
乳がんの再建でどうせ通ってますしね...あわよくば同時に受診できます。
診察終わりに、コロナの影響で手術が延期されたり等あるのかちらっと聞いてみたのですが
医師曰く、
婦人科にはまだ直接的な影響はないけれど、やはりコロナが出たと発表した瞬間
患者さんの方から延期してほしいとの連絡が来ているそうです。
とにかく今後が全く読めず、もっともっと感染者が増えて、この病院でも患者の受け入れが始まったら
もしかしたら緊急性のない手術から延期されるかもしれないとのことでした。
待合の長椅子には、「間隔を開けて座って下さい」という貼り紙がたくさん貼られていて
職員さんが、誰も座っていないところをこまめに拭いていました。
いくつもある診察室のドアノブも、私が待合にいたときはかなりの頻度で拭かれてました。
帰りに形成の前を通りましたが、ほとんど人がいませんでした。
大教授の外来の日なのに...
私の乳がんの同時再建入院時の同部屋の方々も来月から続々と再建予定だったけど、みなさま延期されるみたい。
私もそうなるかな。
でも、でも、癌の人の手術だけは、患者さんが望むなら延期しないであげてほしい...。
一日でも早く手術してほしいのに待たなきゃならない人とか術前抗がん剤が終わっていざ手術、っていう人とか...
私なら平常心じゃいられないと思う。
少しでも早くいつもの日常に戻るよう願いながら、
今日も私は家にこもります。
あと、子宮頚がん検診にいきましょう。
検診じゃなくても、婦人科、レディースクリニックに行けば簡単にしてくれます。
保険適用で細胞診は¥4000ちょっと。
エコーで子宮や卵巣も見てくれます。
何もなければ1年後でOK。
乳がん検診と違い被曝等、検査によるリスクはないです。
この状況が落ち着いたら、普段されていない方もぜひ検査をしましょう。