仕事の疲れやストレスを身に纏って帰宅すると


元気な小鬼が


【ムスカ】のセリフを完コピして


玄関に入ったばかりの私に銃を向ける

(ナーフね泣き笑い



グラサン『終点が玉座の間とは上出来じゃないか!

ここへ来い!

 

ラピュタは滅びぬ、何度でも蘇るさ

ラピュタの力こそ人類の夢だからだ


次は耳だ、ひざまずけ、命乞いをしろ

小僧から石を取り戻せ』


と、ムスカのセリフだけを言う



身に纏っていた重たいものが

一気に吹き飛んだ泣き笑い





小鬼は、お風呂や部屋にいる時に、

誰か来てる⁉️って思うほど

1人で喋ってる事が多かった

大抵、映画のセリフ



それで、数年前の話を思い出した



大雪の次の日、私が部屋の中にいて

小鬼が外で雪かきをしていたら


声が聞こえ、

誰かと喋ってる風だった


家の中に戻ってきた時に

『誰か来てたの?』と聞くと


優しそうなおじさん』


と答えた


道路沿いでもなく人っ気のないところなのに


近所の人でも顔見知りの人でもないとガーン


ふーんで終わった事だったが



さっき、追加で詳細を確認。。。


真冬なのに軽装だった事や

雪の上に足跡がなかった事

気付いたら近くにいた事


そして、褒めてくれた事


その褒め方のマネをしてくれたが


なんと

青森の言葉ではなく

群馬っぽい訛りだったことハッ


おじさんだけど30歳くらいの若めの人


と言っていた


誰なんだろう?!


私の父は27歳で亡くなっているが

背丈や顔の雰囲気を聞くと

どうやら違うようだ


霊的なものだとしても、優しい気持ちになれたなら良かったよね


って


私が子供の頃、父親の仏壇の前で

脳内会話をしていたら

タンスの引き出しの一つが

ガタン!って大きい音を出した

父親が反応してくれてると思うと

嬉しくなった



そしてしばらくしてから



急に匂った



お線香の匂い



どこからともなく鼻に入ってきた



でも、外は土砂降り

エアコンなので窓は開けてないし

内側の部屋なので外気でもない



匂いの跡を辿るが


全部の部屋、どこにもない


もう一度ふわっと匂う


一瞬で消えてしまう


はてさて

なんだったのでしょう?