現代奏造Tokyo第9回定期演奏会《管打楽器合奏の限界と可能性~シェーンベルク以降の種々相》
2024年5月9日(木)19時~ 渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
指揮:板倉康明
Flute
下払桐子・石田彩子・丁仁愛・森山豊
Oboe
久保一麻・梅枝理恵
Clarinet
川越あさみ・川嶋佑奈・中村愛佑美・前田詩音
松本玲香・佐藤和歌子・鈴木優菜・西澤香代・松嶋優美・吉田かなえ
Saxophone
塚田奈緒子・近田めぐみ・森田奈旺・田中拓也
Fagotto
河府有紀・相良怜
Trumpet
三浦彩夏・小田島史・金子瑠晟・菊池佳乃子・佐藤洸太・中山京・東川理恩
Horn
紺野謙・有村日菜子・武愛梨・渡部由佳
Trombone
川鍋朝香・榛葉孝・永森絢女・藤島裕也
Euphonium
大山智・美濃部夏美
Tuba
加藤由依子・長澤昭平
Contrabass
太田早紀・林みのり
Percussion
麻生弥絵・城戸優花・本間雄也・山田祐将・西村和・吉池穣
Piano
山城柚季
プログラム
・ピエール・ブーレーズ / イニシャル(1987)
・武満徹 / ガーデン・レイン(1974)
・西岡龍彦 / 独奏フルートとコンピュータ、ウインド・オーケストラのための『夢のかたち』(2024・改訂初演)
フルート:石田彩子 PCプログラミング&オペレート:瀧沢龍一 音響:富正和
・白岩優拓 / INVITATION VII〈祈りと魔法〉(世界初演)(2024)
・西村朗 / 秘儀lX〈アスラ〉(2023)
・アルノルト・シェーンベルク / 主題と変奏 作品43a(1943)
武蔵ホールでいつも素敵な演奏を聴かせてくれる下払さんが入っている団体の定期演奏会に今回も参加してきました。
現代奏造という名前がある通り新しい作品が多く、変わった演奏法やパーカッションもたくさんだったり。
最初の2曲は金管楽器だけだったり・・・。
3曲目のコンピューターとフルートという曲はめちゃ新鮮で、マイクで拾った拾った音を加工したり、演奏してないのにと思ったら
そちらから音が出ていた莉してましたが、オケともマッチしていました。
休憩後の1曲目が力強くて、私は好きでした。パーカッションを駆使した曲が多くて、そちらにも目が行きます。
不思議な楽器や、前に、藝大の発表でもその技法を使っていたシロフォンをバイオリンの絃のようなもので音を出すとか
聞くだけでなく、観るのも楽しいですね。
現代の音楽は耳なじみがないけど、こういう曲もあるのねと感じました。
最後のアルノルトシェーンベルクのサイゴンやレミゼのクロードミッシェルシェーンベルクの祖父の兄にあたるそうです。