ラマンチャの男
2019年10月6日 13時~ 帝国劇場

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脚本 デール・ワッサーマン
作詞 ジョオ・ダリオン
音楽 ミッチ・リー
訳  森岩雄、高田蓉子
訳詞  福井崚
振付・演出  エディ・ロール(日本初演)
演出  松本白鸚
セルバンテス/ドン・キホーテ: 松本白鸚
アルドンザ: 瀬奈じゅん

サンチョ:駒田一 アントニア:松原凜子
神父:石鍋多加史 家政婦:荒井洸子
床屋:祖父江進  ペドロ:大塚雅夫
マリア:白木美貴子 カラスコ:宮川浩
牢名主:上條恒彦

隊長:鈴木良一/ギター弾き: ICCOU
ムーア人の娘:真田慶子/フェルミナ:北川理恵

美濃良/山本真裕/小川善太郎/山本直輝/宮河愛一郎/照井裕隆/市川裕之/佐々木誠/斉藤義洋/下道純一
楢原じゅんや/宮川智之/北村圭吾/飯田一徳/堀部佑介/齋藤信吾/高木勇次朗/島田連矢/大塚紫文/髙田実那

今回上演50年の記念の年。喜寿なのに、立ち姿がリンとして、まだ演じられそうな感じでした。
前回は2015年に観劇していました。

今回もラカージュメンバーのカジェルや、出演者たくさん。
定番の大塚さん、美濃さんに加えて、下道さん、誠さんもご出演でした。
照井君は、ソロがあったり、なかなか素敵なお役。
誠さんも、アルドンサを羽交い絞めにしたりとか、いろいろ見せ場がありました。

美濃さんは、ロバ(?)の足を前回に引き続き演じていました。
タップをしたりするからかなり大変ですよね。
大塚さんもリーダーとして、ご活躍。

そうそう、フェルミナの役目がいまいちわからない私。アルドンサがいじめられると、喜んでいる光景
めちゃ異様でした。前もあったと思うのに記憶がない・・・。
鏡の盾のシーンもうろ覚えだし、記憶力悪すぎる私。

それに引き換え、白鸚さん、50年もこれを演じているってすごい。
ラスト、階段を裁判にかけられるために上っていく様子はうるっとします。
ドルシネアや、見果てぬ夢もパワフル。たくさんある階段シーンも手すりが無いのに
普通のようにあの高い階段を上がるって本当にすごいですね。
夢を諦めない、夢から覚めなないぶれない男。

宿屋での戦いの後、相手に傷を治療しに行くのに、逆に襲われてしまうシーンは
WSSのアニタを思い出してしまいました。

現実の厳しさにはがゆさを感じました。

指揮は塩田さんでした。

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模型がロビーに飾ってありました。このセット見るとラマンチャだと思うセットですね。