平成15年5月19日 友人から送って頂いた「蘇芳」の苗が6年目にしてやっと4輪の花を咲かせてくれました。
6年前に送られた荷姿が思い出されます。小さい苗でしたので途中で枯れることのないように細心の心遣いがなされてありました。根を脱脂綿でくるんで水を含ませ枝を柔らかく丸めてから、柔らかい紙に包んでしっかりした放送紙の届け物に、送り主の好きな花の大事さが解りました。
その友は子供の時から自分で世帯を持ったら植えようと思いながら居たのだそうです。
我が家の庭は狭いものですから鉢植えが多く、「蘇芳」も鉢植えでした。枯らしてはならない気持ちで見守っていましたが、伸びることも枯れることもなく、成長の時が止まっていたような感じで、何の動きもないうちに忘れていた小さい木に、この春初めて濃いピンクのカラスノエンドウに似た花が咲いたのです。感激しました。
もう枯れてしまったと思い、申し訳ない気持ちでご無沙汰にことかけて諦めていた花。褒められることもなく忘れかけていた根っこが生きていたのでした。年月日と名前の札を付けていなかったら何の花かも分らないくらいのことでした。
サクラも終わり、山吹の目覚めるような黄色の終わり、椿の蕾が数個残っている。いろいろな鉢植えの中に飛んで自然に生えている梅花カラマツ。イチョウの新芽が今の我が家の庭のようです。桜は切っても切っても土地に合ったのか伸びたがって困ります。塀の境い目から出る枝落としも私自身には出来ず葉が茂り過ぎないうちに何とかしなければなりません。
白木蓮は前の土地の持主から大きい木に成長していて、近隣の家からも道路からも見えていたそうですが、かなり低い所からバッサリ切りました。太い幹から芽を出した所に数えられる暗いの花付きとなりました。