12月5日の強風雨を知らないで過ごしていた幸せな私。

上野の西洋美術館内にある「すいれん」の前で11時30分の待ち合わせのために10時に家を出る時はなまぬるい強風が吹いていました。

落ち葉が小さく大きく輪を描きながらを地面を這っていました。


上野のイチョウも今が盛りの美しさに、しばしうっとり。

ここでもかなり強い風。濃い黄色に染まったイチョウの葉が地面に幾重にも重なるように積っている場所を選びながらフカフカと歩いてみました。

美術館広場にあるロダンの「カレーの市民」と「考える人」をイチョウをバックに携帯カメラで取りましたがピンボケばかりで残念です

殊に「考える人」の後ろ姿がよりピンボケでガッカリです。


12月7日が最終日の「ヴイルヘルム・ハンマースホイ展」に興味を持ちながらも、チョット無理かな??と諦め、テレビの日曜美術館を二回とも見て終わりにするところでした。

ここ数年毎年、年の暮れに会う習慣になっている友人と会う話が出まして折角だから上野で絵も見ましょうと言うことになったのでした。予期せず、北欧の画家の珍しいえを見ることが出来ました。


(1864~1916)を生きた画家の、無彩色に近い地味な色合いで描かれた「後ろ向きの女性」の静かに見える人物は何を思い考え感じていたのだろう。

家財のない部屋の題材で何を表現したかったのだろう。

「まるで音のない世界に包まれているかのような静寂な感覚に浸ることができる」とはパンフレットに書かれています。

私は「後向きの女性」の背中やしぐさが語るもの、何もない部屋のその又奥のわずかに開かれた窓の明かりなどから却って多くを感じさせられ、飽きない絵を見せて頂きました。


レストラン「すいれん」から見える中庭にある雌雄一体のイチョウの木はとても珍しい木だそうです。以前、レストランの方が聞かせて下さったことですが、確か根が一つで途中から木が2本に別れて雌雄になった木だと聞いたように覚えています。

今でも不思議に思いながらも気になる木です。

葉っぱがとても小さくモンキチョウくらいの大きさです。

強風の度にヒラヒラと舞い乍ら散っているモンキチョウの群れ。幻想の中に居るようでした。



郷里の友人との約束ができたおかげで、パンフレットや絵ハガキでない直筆の絵を見ることが出来ました。

モノトーン


2ヶ月近く体調が今一整わずに居ましたので、電車での外出を控えていましたが、自然にお薬の調整にも馴れてきて居る内に元気も出てきました。