ここ12年くらい前から「野川」の水が綺麗になりました。
家庭の汚水を垂れ流しでいた頃の或る夏の日のことでしたが、水量が減って流れが悪くなり放流されていた鯉が全滅したのです。
トラックに一台分の鯉を処分されたと聞いています。
このことがきっかけとなり「野川の水をきれいにする運動」の声が高まり、川上に遡り「垂れ流しNO!!」が守られるようになってから徐々にきれいな水が流れるようになりました。
野川に添ってサイクリングコースも整備されました。
サイクリングコースをドンドン北上すると都立野川公園にたどり着くようです。近くの人達は気軽に自転車で散歩に来ているようでした。
野川公園の前身は国際キリスト大学のゴルフ場だったところを、昭和49年に買収し、55年6月1日に開演となったのだそうです。
総面積・399.211.30平方メートル。樹木数・8.450本・11.500株。
正門から入ると先ずは目につくヒマラヤスギ。赤松・桜・欅・楠・桂・ユリの木・こなら・やまぼうし・楓・モミジ・椎・ドングリの木・檜・の歩道を歩くこと5000歩と言いたいが目指す自然観察園は遠かった。
公園の北側に沿って、昔、多摩川が武蔵野の台地を削ってできた河岸段丘「国分寺崖線」がある。この崖線からは地下水が湧きだしていて四季折々の野草・野鳥・昆虫などの宝庫に成っている。
桜の木で囲われた所に彼岸花が密集して咲いていた。
巾着田は写真しか見たことはありませんが、ここの彼岸花は広過ぎもなく静かに行かれて良いところだと思います。
その隣の池には菖蒲の囲いがありました。
ホタル川へは自由に行かれないようでした。地下水が勢い良く湧きだしている写真も撮ってはみましたが???です。
野草は数え切れないくらい沢山ありました。
アカマンマ・ミゾソバ・(タデ科)・アキノケシ(きく科)・キンミズヒキ(バラ科)・タカアザミ(キク科)・ゲンノショウコ・ツリフネ草・アキノウナギツカミ・ヤブラン・ハッカ・フジバカマ・ムラサキシキブ・ミズヒキソウ・ノアザミ・シダ・ササ・ネコジャラシ・きつりふね・レモンエゴマ(紫蘇科シソの香りがしました)・アマコノシリヌグイ・(タデ科)・シュウカイドウ・じゅずの実・・・・・・・・・・・・
~~~ネットで見ると~~~
野川は洪積世の時代の古多摩川の川道であるとされる。
古多摩川が通らなくなったあと国分寺崖線の湧水を集め、崖線に平行して流下するようになったといわれる。また、野川流域には横穴墓が見つかっている。
1597年(慶長2年)から15年かけて流路変更があった。
1967年・河川改修・流路変更された。野川の流路を東に寄せる回収が行われた。
その一部は野川緑地公園として残し、往時の蛇行した川の面影を留めていて静かな散歩道でもある。
野川の水源は国分寺市東恋ケ窪にある。河口は世田谷区鎌田で北から来た仙川と合流し、玉川一丁目付近で多摩川に合流する。
流域は広く国分寺市・小金井市・調布市・三鷹市・狛江市・世田谷区支流や地形上の流域として立川市・小平市・府中市・武蔵野市を流れている。
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サイクリングコースのベンチに座っていると川のせせらぎが聞える。地形が下り坂になっている辺りでは多少早い水の流れが速く、石を洗いながら流れている。
白鷺がいたりカワセミの住まいもあり、寒い日でも数人のカメラマンが、カワセミが出てくるのをジッと待っている。スズメ・はと・からす・時折はイシタタキめじろなどを見かけることもある。
12年かけて「みんなの野川」が生き返ったのです。