翌21日の行動予定は(1)来宮神社(2)起雲閣(3)錦ヶ浦。

健脚ならば歩いても行かれると聞きましたが、暑い中の坂道を想うだけで全く自信がない。宿からタクシーで「来宮神社」へ急ぐ。

(∀) 会いたかった「2000年余の大楠」に出会えました。しみじみと感動しましたね。

高さ26m・胴回り23・9m・の大木の姿は、幹がのびては潰れ・のびては潰れしながら成長したのかとも思えるように、ゴボゴボに重なったとも見える、根か幹か分からない感じの根本あたりにしめ縄が張られてありました。

大楠の回りを一廻りすると1年寿命が延び、願い事のある人は思うことを誰にも言わずに一廻りすると願い事がまとまるとも言われる御神木でした。


ゴボゴボになった根本に触れることができました。

これぞ、2000余年前から生き続けてきた木だと思いますと、大昔に帰ったような懐かしさを感じました。友達の分まで気持ちを届けさせていただきましたが、さてさて。


2000余年以前の社会はどんなだったのだろう。文字なく言葉ばかりで集団生活でもしていただろうか??。

掲示板の由緒を読むと、来宮神社のあたりは7本の楠や椎の木細葉の大木、シダ類が自生していて昼でも暗く太一を覆っていたらしい。

ところが、昭和8年から約120余年前に熱海村に大網事件(流刑者まで出した)、全村挙げての大事件が勃発し、その訴訟費などを捻出するために5本の大楠は伐られてしまった。現在残されている大楠をも伐ろうとして樵夫が大鋸を木に当てようとしたところ、忽然として白髪の老人が現われ、両手を拡げてこれを遮るような姿になると忽ち大楠は手元から音をたてて2つに折れ、同時に白髪の老人の姿は消えてしまった。

この木が現在あるご神木なのだそうです。

2000余年を経ても尚、樹勢は少しも衰えず、根は大地に深く食い込み巨岩を抱きかかえ、幹は巌石の様相を呈し、内にある溢れる生気はますます勢い良く枝を毎日西に東に伸ばし、未来永劫を生き抜こうとする生命力の強靱さには恐ろしいものさえ感じ取ることが出来る。と。


この後「起雲閣」にまいります。