近日帰郷のためのお土産調達のために沖縄県の寮の建物の近くに開店された沖縄物産店へ行きました。
途中、駅前広場で「たすけてーーーー」と言う悲鳴を聞き、声のするところを見渡していましたら、半年前から喜多見駅近辺で過ごしていた「気になる婦人」の声でした。初めて聞く声でした。
二人の男が捕まえようとしているのです。
必死の思いの声は胸に刺さります。地面を這うようにしながら助けを求めているのです。
バラバラに立って居る人達は小田急電鉄の制服を着た数人と、交番の制服を着た数人でした。彼らは見ているだけでした。
私服の二人の男に捕まえられた婦人は、交番の横に止めてあった車に押し込められました。車に乗ってからは声が聞こえなくなりました。観念されたのでしょうか。
車は直ぐに世田谷通りに向かって走り去りました。
私がその場に行き会ったのは3分くらいの間でした。
瞬く間に映画のシーンを見ている感じがしました。
喜多見駅構内にあるマクドナルドとミスタードーナツの間に置いてあった荷物も無くなっていました。
二人の男が福祉課職員ならば、今よりはもう少し人らしく生きられるかも知れないと思えば、このご婦人は助けられたのだと思いたい。
冬の寒さに耐え、春が来ても同じ冬服のままで過ごしていた。先日の暑さでも
真冬と同じ格好でした。よく暑さに耐えて居られるなあと不思議に見ていました。
頭髪も伸び放題でモチモチになったままでした。
何か大きなショックでもお有りになって、ホームレスの世界にはまってしまったのでしょうか。60才未満と見ていましたが。
助けを呼ぶ声もハッキリしていて若い感じでした。
秋葉原の通り魔事件のようなことも起きる今日、日本国内もとても不安定で危機感をおぼえます。半年間気にかかっていた婦人が保護されて解決できたであろうことに胸をなでおろす日でした。
良い環境の中で暮らしているうちに、元の自分を取り戻せますことを祈りつつ。