産能の2年続きの日記帳を何冊愛用しただろうか。5年ものもあったが終わりまで書き終えるまでの命に自信が持てないまま、2年を求め続けた。ところが2006年からは2年日記が作成中止になった。書店員さんが親切に出版元にまで問い合わせて下さったお陰で廃盤と分かったくらいの人気商品であった。

3年、5年、、、、、。長くなるほど記入欄が少なくなる。暖房の効きすぎる書店で汗をかきながら決めたものは、一年用の、今までよりは小ぶりで見た目にも女性らしいのを買った。扱いやすそうな新しい日記帳。来年にはどのような事が書かれるのだろう。


2006年の年賀状をどのように表現しようかと考えているうちに、とうとう本日25日になってしまった。いよいよ本気を出さなければと、しばらく温めつつあった版画にとりかかることができた。この頃の版木?は「木」ではなく何かの粉で作られていて、彫るのが意外とらくだった。とは言っても細かい作業ではある。宛名書きと自分の住所なども、よたついた自筆が続けられるまで頑張ってみたいと思う。私個人で出す分は130枚だから来年からは12月15日を待って即座に始めようと毎年繰り返しの反省をする。


今から「義経・総集編」を見る。この1年の間に読みたいと思いながら本棚を眺めていた「井上靖著・後白河院」をやっと手元に置く。