今日のことです。遅れがちになった病院行きで家を出ようとしましたら、道路にゴミが風で踊っているではありませんか。私がドアを開けると同時に重い羽ばたきが聞こえました。道路に出てみますとお隣の家の門扉に1羽、一階のひさしに1羽、真っ黒くて大きいカラスが止まっていました。


先ずゴミを片づけてから、未だそこにじっとしているカラスを見ました。私「カア、カア」と声を出しました。

カラスは強いですねえ。まだ隙を狙っているかのように身動きしません。「人間さまを何だと思っているか!」

そこで、柄の長いほうきを持ち出して「コラア!!!ッ」と言いながら脅かしますと門扉にいたカラスが屋根の上に上がりました。(あれは逃げたとは思えません)。一階のひさしに居たカラスはそのままで頑張っている。もう、それ以上カラスを相手にしている時間がありませんでしたので、バケツの蓋に重石を置いてから一路「仲良しこよしの女医先生」まで年末最後の通院に駆け込んだのでした。


待つこと2時間弱。その間の1時間を近くのフアミレスで、飲み物をいただきながら投句の手続きをしているうちにすっかりカラスを忘れていました。

帰宅して気が付きましたら、道路は綺麗なままでしたし、バケツも空っぽになっていましたので、あのにっくきカラスどもは諦めて何処かへ去ってくれたのでしょう。


そう言えば、先日見た光景(カラスが白鷺を追いかけていたこと)をある友人に話しましたら、「ヘエ---、そんなこと初めて聞いたわ」と言ってから「それってカラスが白鷺に恋をして追いかけていたんじゃないの??」と言いました。

私、「フ------ン、そう言う見方もあるんだ」とその友の顔を見直しました。終わり。