「噛むことの再発見」続き。


噛み方・・・舌の真ん中から奥は燕下反射で喉におくられてしまうから、食べ物を口の前方に置き喉に蓋をする感覚で噛む。喉を塞ぐと、飲もうとしなければ喉に流れていくことはない。


舌先を上下左右に動かして30回噛む。「お粥状態になったときに飲み込む」。おもちは50回咀嚼する。

おもち文化は先祖からの贈り物とも言える、若返る食文化である。唾液を沢山出すことにより若返る。

胃を壊さないためには、たべものをしっかり噛んで唾液で溶かしてから胃におくること。


唾液は就寝中や安静時には出ない。

唾液の中にはアミラ-ゼ(澱粉の分解)・外敵、口内黴菌を殺す作用がある。内分泌ホルモンEGFは早期増殖ホルモン。ホルモンNGFは神経系統に働く。(顎化腺の働きに必要なホルモン)。


肥満は子どものうちに躾ること。愛知小児センタ-・小児肥満解消センタ-で、肥満時を半年預けての減量効果を見ると、如実にあらわれる。勿論のこと運動なども加わるが。


日本咀嚼学会は、小泉総理が厚生大臣の時に発足した。その時の小泉氏自身の話を次のように語られた。「自分は政治家、選挙期間中は食事の時間も惜しむ。移動中の車の中でおにぎりを良く噛んで食べている」それが健康の基になっているのかも」と。


斉藤しげる氏の著書もあるようです。「良く噛んで食べる」・「噛めば噛むほど・・・・・」