一般質問（施政（予算編成）方針について）

４．施政（予算編成）方針について

（１）空き家バンクについて

①空き家バンクの推進と現状は

空き家バンクの取り組みは、昨年度から進めており、空き家の実態調査、空き家所有者の確認と空き家利活用の意向調査を行っている。最終的には、市と宅地建物取引業者との連携により、空き家の利活用促進に繋げることとしている。空き家の実態調査において市内に３２２件の空き家があり、そのうち所有者が確認できた２３２件について、管理の状況や売買・賃貸の意向調査を実施し１２０件の回答を頂いた。最終的に空き家を売りたい・貸したいとの意向は５５件あり、宅地建物業者への情報提供希望は２９件でした。

最終的には宅建業者との連携が必要となり、３月１６日に福島県宅地建物取引業界との空き家対策に関する協定を結ぶこととなった。合わせてシルバー移住センター等は空き家の適正な管理が困難な所有者の支援ということで空き家の適正な管理の推進に関する協定も結ぶことになっている。

②将来後継者がなく空き家となる可能性がある家庭に対し、今後の行政支援、行政指導は

空き家が生じる前に市として物件情報等の提供を呼び掛け、空き家バンクの仕組みの中で相談をさせて頂きながら利活用に繋げていきたい。そのPRも今後、ホームページや広報誌等も含めて行い市の相談に促していきたい。

（２）観光防災WiFi事業について

①具体的に設置する箇所は（図書館や新築計画の高木公民館や地域交流センターは）

設置予定箇所は、市役所本庁舎、白沢総合支所、えぽか、スマイルキッズパーク屋外あそび場、みずいろ公園の計５箇所を予定している。今回の補助事業については、公衆無線LAN環境整支援事業であり、図書館や高木公民館、地域交流センターは補助対象の施設に該当していない。出来る限り補助事業等を活用させて頂きながら事業を進めることで財政的な負担を軽減させていくことから５箇所の状況を見させて頂き、十分に協議・検討させて頂く。

②英国庭園の海外来場者に対し、外国語ガイダンスの考えは

今後、増えると思われる海外来場者をお迎えするには当然、外国語ガイダンスの必要性認識しており、ガイダンスの為にWiFi等を含めた中で、どのような方法が出来るか先進事例の調査等もさせて頂き、検討をさせて頂きたい。

（３）ロンドン中学生派遣について

①スケジュールは。団長ならびに引率者の人選は

訪英は７月末を予定しており、３泊５日を予定している。１２名の中学生を選出させて頂き、渡英に向けたカリキュラム等のお話をさせて頂き、準備させて頂きたい。引率者については現時点では未定である。

②派遣後、各中学校代表で１１月に行われる青少年育成推進大会で発表すべきでは

青少年健全育成推進大会については、これまで市内の各小学生から代表１名、中学生から代表２名、本宮高校から代表１名の計１４名に青少年の主張を発表して頂いており、今年度の発表では、中学生の発表者のうち、英国訪問団の参加者１名、ベラルーシが１名、学校代表で選抜され発表頂いた。同大会の趣旨である青少年の積極的な参加を促していくためには、発表者の門戸を広げ、多くの児童・生徒が関心を持てるような形が望ましいと考えている。