常任委員会

１１日（金）１０時より産業建設常任委員会の閉会中継続調査を行いました。

午前中は建設部、午後より産業部のそれぞれ、１．平成２８年度予算編成要望に対する回答の進捗状況について　２．平成２９年度予算要望等の調査についてを市執行部より説明・その後質疑応答がありました。私が質疑した内容は下記の通りです。

建設部では、市道甲斐２号線（本宮二中入口本宮熱海線）についてはこの度業者が決定し今後、本宮二中敷地拡張整備工事を合せて進めていくとの事。二本松金屋線の糠沢字八幡地内については、整備されている道路の開通に向け進めている、旧道の橋については落橋する。北側（糠沢字山中地内）については現在整備中であり、今年度を完成で進めている。

また上水道関係では、水道経営計画の見直しを行っているが平成２７年度決算で１億の黒字となったが、今後、施設の耐震化、老朽化対策が必要であるが、計画的に行っており、早急な水道料金の値上げは考えていない。

産業部では、求職者に対する就職相談会の開催について相談者への告知方法やPRについてでは、毎月中央公民館にて行っており広報紙や防災無線で告知は行っている２名から７名程度が参加している。長年何らかの理由で就職していなかった市民が多く、すぐに求職したい方はハローワークに行っている現状である。

観光物産協会へのかかわりについては、現在、事務局は市商工観光課にあり、はっきり市と独立はしていない。本来は独立した中で各種イベントや首都圏PRを行うべきと思うが、実情はこのような状況である。本宮市単独ではなく二本松市や大玉村とのタイアップでPRや誘致活動も行うことも重要ではないか？に対しては現在浅草寺で行われるPR事業はタイアップして行っている。今後も引き続き行いたい。平成２９年度の予算要望では８月に行われる夏祭りの白沢会場での開催についてお聞きしました。毎年８月１５日に開催されている本宮市夏祭りを白沢会場で行っている本年は１０年目の節目と夢広場が完成したことからこけら落としで行った。来年の白沢会場での開催については、現在白紙であり、来年度予算に反映する関係から今後、協議を進めなければならない。

企業誘致による雇用拡大については、市内には本宮高校があり、３年生は地元就職希望の方もいると思う。また、大学卒業では地元に帰って就職をしたいと思っている学生や保護者も多くいると思うが、地元に就職先がなく、首都圏や仙台に就職、その後、戻らなければ将来的には人口減はもちろんその家は空き家になってしまう可能性がある。市でも積極的に企業誘致や商業店舗誘致を行い雇用拡大につなげるべきではないか？また、市内にソニーエナジテック様の電池事業を来年村田製作所様へ売却するとの報道があった。市民も就職している方も多くいる。今後、本社のある郡山市と当市で村田製作所様へ出向き、雇用の維持等について訪問すべきではないか？に対しては両市とも現在スケジュールを調整している。とのお話を頂きました。

最後に、協議・まとめが行われ、併任書記より平成２９年度予算要望に対する要望について（案）が配布され協議しました。

結果、産業部の○鳥獣の保護と有害鳥獣対策に・市予算による有害鳥獣対策実施隊の後継者の育成の推進を追加、建設部まちづくり推進課に新たに五百川周辺整備事業についてを追加しました。

上　平成２８年度予算編成要望に対する回答書、平成２９年度予算編成に対する要望について（案）

下　産業建設常任委員会資料　産業部　建設部　（平成２９年度主要事業について）