地方創生セミナー | 福島県本宮市議会議員菅野けんじオフィシャルブログ Powered by Ameba

地方創生セミナー

7日(月)10時より日経ホール(大手町・東京)にて地方創生セミナーを受講し、会派の同僚議員3名で受講して来ました。


広島県知事湯﨑英彦氏による「官民連携と地域連携による地方創生の実現」のテーマで基調講演を頂きました。


日本の内海せとうちを1県単独ではなく広域連携し7県合同で来訪外国人や国内にPRし、年間600万人を目指します。


せとうち観光推進機構、瀬戸内ブランドコーポレーションの設立の経緯や背景などをお話し頂きました。


その後、事業本部長の村橋事業本部長、水上社長、日本政策投資銀行友定部長による今後の展望についてパネルディスカッションが行われました。


受講させて頂き感じたことは、地方創生には、人が重要で、定住人口増を目指すことは最重要ですが、少子高齢化・人口減少の中、一自治体だけ人口増となる事は難しい課題であり、現在は市外・県外・海外からの誘客を目指し、交流人口増を目指し、観光業を始めとした地域の発展が望ましい。


新たに施設を新築・建築し交流人口増を図るのではなく、今ある施設や文化・伝統等を有効に活用し、ただ見て頂くだけでなく、体験し滞在型を目指すべきであり、滞在期間が長ければ飲食・宿泊といった消費喚起が進み、結果地域が潤うことに結びつく。


本宮市でも一市単独では限界があり、隣接の二本松市や大玉村と広域に連携し、誘致活動を進め二本松の菊人形や安達太良山登山・紅葉された方が当市にも訪れて頂くようなものをPRしなければならない。


15時40分からは、福島県商工労働部企業誘致担当理事吉田孝氏による自治体講演を頂きました。演題は「福島県の企業立地環境の魅力と進む新産業プロジェクト」でした。震災後の福島県の状況と現在の取り組みについてそして原発事故の影響で避難者が県外へ流出しているため県人口が他都道府県よりも急速に減少しており、新たな地方創生を先駆けて行わなければならず、福島県は新産業の誘致を積極的に行っているが人材の確保が課題である。


また来場者へ福島県への数々の支援・協力を促してるのが印象的でした。




地方創生セミナー(日経ホール600名収容)


地方創生担当大臣挨拶 山本幸三氏



基調講演 広島県知事 湯崎英彦様



自治体講演 福島県 商工労政部 企業誘致担当理事 吉田孝様