菅野けんじ『産業建設常任委員会』

産業建設常任委員会

１４日（日）１０時より常任委員会室にて委員会が開催されました。

委員会に付託されました議案・陳情と現地視察が行われました。

陳情では、福島県最低賃金の引き上げと早期発効を求める意見書の提出についての陳情書が協議され、福島県は７０５円とＡＢＣＤ４ランクのうち、Ｄランクの上位に位置しており、決して高い位置にはいない。都道府県格差はあるが、県内勤労者の賃金水準や経済状況からも低く、一般的な賃金の実態に見合った水準の引き上げが必要であり、委員会にて審議した結果、採択となりました。

議案については、市道認定についてでは、恵向工業団地内（イシフク・佐藤商事）に民間開発に伴い新設された道路を市道への認定、２８年度補正予算では、農業委員の被服費、風評被害対策費、塩ノ崎の大ザクラ駐車場整備の測量委託、ＪＲ跨線橋（３ヵ所）の調査委託、災害補助率確定に伴う精算金、人事異動に伴う職員給与の減額補正、通勤手当改正に伴う補正などの説明が産業部、建設部より説明がありました。

午後からは、現在、建設中の太郎丸雨水ポンプ場（本宮字太郎丸）と現在補正予算が上程されている塩ノ崎の大ザクラ（白岩字塩ノ崎）駐車場の現地を視察しました。

帰庁後に委員会が開催され、安達地方市町村会議長会へ提出する要望事項は、

１．主要地方道本宮・熱海線（イワキ様～屋内運動施設建設地（関下）間）の改良整備について

２．新上ノ橋の早期完成について

東北市議会議長会へ提出する要望事項は、

１．需給・価格の安定対策について

　米のバランスの改善と、ＴＰＰ発効に伴う政府備蓄米の確実な増加を図ること。

２．農業者の所得安定対策について

　収入減少影響緩和対策（ナラシ）、産地交付金の十分な予算を確保すること。

としました。