予算審査特別委員会(市長への総括質疑) | 福島県本宮市議会議員菅野けんじオフィシャルブログ Powered by Ameba

予算審査特別委員会(市長への総括質疑)

17日(月)予算審査特別委員会にて市長への総括質疑が行われました。


○市の農業ビジョン


5年後の減反政策、TPPの問題がある市としてJAとの連携をし農業問題を解決していく


○320億予算執行に当たり職員・庁舎の体制は十分か


十分な職員数とは思っていないが、適正な人員配置に努める


○除染作業を進めるに当たり、業者の数は十分か、市外業者への発注は


除染計画では平成27年度内の完了を目指している。広範囲のエリアを発注することにより企業が有効に人員の配置が行える。1日も早い完了に向け、発注業務を進める。


○定住促進に当たり市の住宅施策は十分か


女性の視点、建設・工務店関係業者、不動産業者を招き、話し合いの場を持ち、知恵を頂いて住宅政策を推進する。26年度補正予算にて住宅施策を検討している。


○昨年職員給与削減を行ったが本年度の歳入の影響は


明示はしていない。福島県の元気創造事業費2625億円余りの予算が給与削減した自治体に対してどのように配分するか?注視している


○本宮地区(本宮市本宮)の仮置場の設置の現状は


復興庁・国・県と1年数か月協議させて頂いた。今議会の最終日に仮置場設置の議案を提出させて頂き、議会の議決(承認)を頂きたい。


○少子高齢化社会の国の体制との連携について


急激な高齢化により国民健康保険等は国の体制でやって頂かなければならない。そして国の少子化対策による保育料の無料化はなかったのが現状である。


○運動公園の土地の賃借の問題


本来の市の施設の土地は市が所有するのが本来と考える。いつ、どのようにという事であるが、今後最善の方法を考える。地価の問題もあるので今後検討する。


平成26年度一般会計予算は320億円余りで過去最高の予算を執行しようとしております。主な予算は、住宅除染と仮置場設置に係る費用である。住宅除染の発注は完了するかもしれないが、仮置き場の場所選定そして造成・汚染土の据付が終わらない限りは除染が完了したとはいえないと考える。


現在、住宅除染を推進しているが、仮置場が決まらずまた宅地内保管が出来ずやむなく住宅除染が行えないところがたくさんある。このような状況から市は仮置場設置前の仮々置場の選定を十分に行い、早期に除染を完了して頂きたいと考えます。


昨年8月の集中豪雨により道路災害、2月の大雪により市民生活に支障をきたしている。今後、異常気象の影響で突風や冷夏、暖冬など想定外の事が起きる可能性がある。市としても想定外で終わらすことなく、対策そして有事の際の対応を切に望むところです。


震災が発生し3年が経過しました。市内には浪江町を中心に避難されている方々がたくさんおります。市では復興公営住宅を3か所に整備する計画で今後測量に入ることになります。


今後、避難されている住民の声を十分反映し、整備後空き家になることにないよう十分な整備そして戸数の割り振りをお願いします。


また、将来、復興公営住宅は市営住宅となり、当市民が住居として利用されるものと聞いている。一部の場所は、公立小中学校が遠方となり候補地もある。通園通学支援の充実を図り、定住促進を推進して頂きたい。


明日19日(水)は3月定例議会の最終日です。平成26年度一般会計予算他が審議されます。市の将来を十分に見据え、慎重に審議させて頂きます。


本宮市の今後のますます発展と市民の幸福向上のために・・・そして住んでよかったと思われる市となるために!