24年度米の作付け | 福島県本宮市議会議員菅野けんじオフィシャルブログ Powered by Ameba

24年度米の作付け

コメの作付けで農林水産省は28日、東京電力福島第1原発事故で影響を受けた本県の一部市町村での2012年産米の作付け方針を発表した。


食品の新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが11年産米から検出された地域でも作付けを一部容認する。出荷前に全袋検査などを行い、基準値を超えるコメを流通させないことを条件とした。


100ベクレル超500ベクレル以下の地域は作付け制限を基本とするが、地元農家らの作付け意欲が強いことを踏まえ、条件を満たした場合は作付けできるようにした。現在の暫定基準値である500ベクレルを超えた地域は、全面的に作付けを制限する。


佐藤雄平知事は28日、「地域の声が一定程度受け入れられた」と評価、「関係市町村、団体と一体になり、全袋検査の導入や除染、栽培管理など生産や流通に至る徹底した安全確保体制の構築に全力を挙げる」とするコメントを発表。


作付け制限の地域について「除染や試験ほ場の設置、水田の保全管理に取り組み、可能な限り早期の作付け再開が図られるよう支援する」とした。


(2012年2月29日 福島民友ニュースより)


※農家にとっては、作付けが出来ることは生産意欲の低下に歯止めがかかり、良かったのではないでしょうか?