先週の競馬(2024年6月29、30日) | 雲をつかんだ日

先週の競馬(2024年6月29、30日)

日曜日の小倉競馬場では『北九州記念(3歳上G3芝1200mハンデ18頭)』が行われ、松山弘平騎手騎乗の3番人気ピューロマジックが、初古馬の一戦を見事に制しました。
好スタートからポンとハナを切り、手応え十分に直線に向き、軽量53キロを味方に難なく逃げ切りました。
元々スピードは上位でしたので、斤量を考えれば順当勝ちだし、道悪を克服できたのは収穫ですね。


9番人気のヨシノイースターが、好スタートから行き脚をつけて3番手につけ、直線で一完歩毎に差を詰めて半馬身差の2着。
斤量差を考えれば、勝ちに等しいですね。

3着には16番人気のモズメイメイが入りました。
ただ、スタート一息で中団に控え、直線を内を狙いましたが、窮屈になり、強引にこじ開けて他馬に迷惑をかけてしまいました。
それでも、久々の好走で復調の兆しが見えてきました。

サーマルウインドは五分のスタートから5番手を追走していましたが、勝負どころで手応えが怪しくなり、13着に大敗。
不良馬場で勝っている実績から1番人気に推されたようですが、良馬場の方がいいと思います。

見送り 2024年通算成績23戦12勝11敗(収支+13660円)



日曜日の福島競馬場では『ラジオNIKKEI賞(3歳G3芝1800mハンデ12頭)』が行われ、田辺裕信騎手騎乗の6番人気オフトレイルが重賞初制覇。
僅かに出遅れ最後方からになり、直線に向いた時もまだ最後方でしたが、大外一気にまとめて差しきりました。
息のつけない流れになったのが良かったのは事実ですが、今回見せた決め手の鋭さは魅力です。


4番人気のシリウスコルトは、五分のスタートから中団の内で折り合いに専念し、勝負どころで促して上がって行き、直線粘る逃げ馬をゴール前できっちり競り落とし、この馬としては勝てる競馬をしたのですが2着まで。
今回は勝馬の決め手を褒めるしかないですね。

5番人気のヤマニンアドホックが、好スタートから4番手で掛かり気味も、徐々に折り合いもつき、直線じわじわ伸びて3着。

1番人気に推されたサトノシュトラーセは、五分のスタートから行き脚をつけようと試みるも、馬が行く気を見せず後方からになり、向正面で好位集団を圏内に入れましたが、直線全く伸びず9着。
スタートは五分に出ましたが、道中の行きっぷりが本物ではなかったですね。

見送り 2024年通算成績23戦12勝11敗(収支+13660円)