2024年6月21~23日『北海道日本ハムファイターズ×東北楽天ゴールデンイーグルス』エスコン | 雲をつかんだ日

2024年6月21~23日『北海道日本ハムファイターズ×東北楽天ゴールデンイーグルス』エスコン

6月21日
今季7戦目の生観戦。


ファイターズ先発の山﨑福也投手は初回、先頭の小郷選手にヒットと盗塁を決められ、内野ゴロの間に一死三塁とされ、辰巳選手にセンター前に運ばれ、いきなり1点を先制されてしまいます。

2回は先頭の浅村選手にレフトスタンドへ運ばれ、さらに二者連続の四球から一死一三塁のピンチを招き、小郷選手の犠飛で3点目を献上。

その裏、ファイターズは万波中正選手の二塁打と、上川畑大悟選手の四球で一死一二塁のチャンスを作りますが、松本剛選手が平凡なライトフライ、水野達稀選手が三振に倒れ無得点。

しかし3回、山﨑福也投手がこの試合初めての三者凡退に打ち取ると、スタメンマスクの清水優心選手が三塁強襲の今季初ヒット。
郡司裕也選手がレフト前で続き、一死二三塁とし、交流戦MVPの水谷瞬選手がレフトへ2点適時打。
点差を1点と縮めます。


4回も先頭の浅村選手にヒットを許した山﨑福也投手でしたが、続くフランコ選手の打席でイーグルスベンチはエンドランを仕掛けますが、これが三振ゲッツーに。
さらに5回は先頭の小深田選手に四球を与えるも、清水優心捕手が二盗を阻止。
それでも山﨑福也投手は立ち直りの兆しはなく、6回も先頭の鈴木大地選手にヒットを打たれます。
しかし、再三のピンチを招きながらも、併殺、併殺でどうにか凌いでいると、7回の攻撃を三人で終わらせ味方の反撃を待ちます。


すると7回裏、先頭の上川畑大悟選手が、替わったばかりの宋投手から死球をもらい、代走中島卓也選手を松本剛選手が一球で送り、水野達稀選手の適時二塁打で同点。
二死となった後、郡司裕也選手がヒットで一三塁とチャンスを広げ、清宮幸太郎選手が一二塁間を鋭く破る適時二塁打で逆転に成功。
続く水谷瞬選手申告敬遠で満塁とし、途中出場のレイエス選手がライトポール際にグランドスラム。


8回から継投に入ったファイターズは、2番手マーフィー投手が自らのエラーと四球などで一死満塁のピンチを迎えますが、浅村選手を三振にしとめ、二死となったところで3番手ザバラ投手を投入。
フルカウントからフランコ選手にグランドスラム返しをくらいます。
さらに4番手河野竜生投手が代打阿部選手に同点ホームランを浴びる最悪の展開。

そして9回、5番手宮西尚生投手が四球と盗塁で一死二塁とされ、小郷選手辰巳選手に痛恨の適時三塁打で逆転を許してしまいます。

その裏、イーグルス抑えの則本投手の前にあっさり二死とされ、最後は清宮幸太郎選手がピッチャーゴロに倒れ、座席を立ちました。
しかし、球場の歓声に驚き、グラウンドを見ると、ボールは一塁ファウルグラウンドを転々と…。
なんと、則本投手の悪送球で、清宮幸太郎選手は二塁まで進むことに。
続くバッターは水谷瞬選手。
次は先ほどホームランを打っているとはいえ、2打席は考えにくいレイエス選手ですから、当然申告敬遠だろうと思いましたが、ここも、まさかの勝負。

水谷瞬選手の打球は、前進守備のセンター頭上を越える起死回生の同点適時三塁打。



なおもランナー三塁ですから、ここでサヨナラにしたかったのですが、案の定レイエス選手はピッチャーゴロ。

悪送球のおかわりはなく、(自身生観戦は)2試合連続の延長戦。
投手陣は10回田中正義投手、11回杉浦稔大投手が危なげなく三人で終わらせ、12回は生田目翼投手がヒヤヒヤながらも無失点に抑えてくれました。
しかし、打線は7回の5得点でお役御免。
まさかの2試合連続引き分け試合を観戦することになるとは…。




6月22日
今季8戦目の生観戦は、今季初のルーフオープンデー。
残念ながら空模様は曇りでしたが、暑くもなく、寒くもなく、心地よく観戦することができました。


ファイターズ先発の伊藤大海投手は、初回から村林選手のヒットと盗塁で二死二塁とされ、鈴木大地選手、渡邉選手、浅村選手に連打を浴びて、いきなり2点を先制されてしまいます。

それでも2回は立ち直り、三人で終わらせるとその裏、先頭のレイエス選手がセンターオーバーの三塁打。
続く田宮裕涼選手が死球で歩き、万波中正選手のあわやホームランという当たりが犠飛となり1点を返します。
さらに二死二塁としてから、今季一軍初昇格の福田光輝選手がしぶとく三遊間を破り同点に追い付きます。


4回は浅村選手、フランコ選手の連打から一死二三塁、さらには二死満塁とピンチを背負いましたが、最後は村林選手を見逃し三振に打ち取ります。


そして5回、二死一塁から、第一打席三塁打、第二打席安打のレイエス選手が、勝ち越しとなる適時二塁打を放ちます。
ちなみにこの日は、ファイターズ選手とキティちゃんのコラボタオルが来場者にプレゼントされ、配布される選手はランダムだったのですが、私が頂いたのが彼でした。


続く6回、先頭の万波中正選手がセンター前にクリーンヒット。
上川畑大悟選手の送りバントと、相手バッテリーエラーの間に三塁に進みます。
すると、今度は福田光輝選手が一塁線を鋭く破る適時二塁打。
さらに郡司裕也選手の適時内野安打でリードを3点に広げます。

7回から継投に入ったファイターズは、河野竜生投手、杉浦稔大投手、田中正義投手とつなぎ、連敗を3で止めました。
ただ、この三人は2連投となってしまいましたので、明日の登板は回避したいところ。
なんとか、先発の加藤貴之投手に長いイニング、できれば完投してもらいたいですね。



6月23日

今季9度目の生観戦。


ファイターズ先発の加藤貴之投手は初回、福田光輝二塁手の好守もあり、きっちり三人で立ち上がります。
しかし4回、先頭の辰巳選手に一発をくらい、1点を先制されてしまいます。

その裏、先頭のマルティネス選手がヒットで出塁すると、水谷瞬選手は相手エラーで一二塁。
一死後、田宮裕涼選手が村林遊撃手のグラブを弾くヒットで一死満塁。
続く郡司裕也選手の適時内野安打で同点に追い付き、なおも一死満塁。
しかし、松本剛選手が三振、福田光輝選手がレフトフライに倒れて同点止まり。


すると直後の5回、連打で3点を奪われる加藤貴之投手"らしい"ピッチング。


その裏、ファイターズも万波中正選手、マルティネス選手の連打から一死一三塁のチャンスを迎えましたが、頼りの水谷瞬選手がまさかの4ー6ー3。


結局、加藤貴之投手は5回ノックアウトで、6、7回を山本拓実投手が無失点に抑えて試合を立て直します。
しかし、8回に3番手でマウンドに上がった矢澤宏太投手が、先頭の浅村選手にストレートの四球を与え、そこから2失点で試合を壊してしまいました。

それでも最終回、二死満塁、レイエス選手に一発が出れば同点という場面を作りました。
ここでイーグルスはマウンドに則本投手を送ります。
初球のフォーク、二球目のスライダーが外に外れ、それを見極めた時点でレイエス選手の勝ちでしたが、三球目のフォークを見逃して2ー1。
四球目のスライダーが外にはずれ、押し出し1点覚悟でフォークだろうと思いましたが、高めのストレートでレイエス選手は完全に振り遅れてフルカウント。
最後は真ん中低めに渾身のストレート。
気迫に勝る則本投手に軍配が挙がり、リーグ戦再開後初の3連戦は1勝1敗1分けの五分。

この結果は褒められたものではありませんが、さすが交流戦を優勝してきたチームというかんじでした。