2024年6月18日『北海道日本ハムファイターズ×阪神タイガース』甲子園 | 雲をつかんだ日

2024年6月18日『北海道日本ハムファイターズ×阪神タイガース』甲子園

ファイターズはドラ1細野晴希投手と、ドラ2進藤勇也捕手のルーキーバッテリーが甲子園でデビューという、新庄監督以外にはできない起用。
二人はこの計らいに応え、3回まで阪神打線をパーフェクトに抑えます。
しかし5回、無駄な四球2つで一死満塁のピンチを作ってしまい、5回途中でマウンドを降りることになってしまいました。




替わってマウンドに上がったのは、チーム最年長の宮西尚生投手。
今季一軍初登板も、貫禄のピッチングで代打原田選手をライトのファウルフライに打ち取ります。
しかし、阪神打線で唯一怖い打者、近本選手にセンター前に弾き返され1点を先制されてしまいます。

打線は7回、一死からヒットの万波中正選手を水野達稀選手が送って二死二塁。
ここで進藤勇也選手に代打・清宮幸太郎選手が送られ、桐敷投手の初球を捉えてライト前に同点適時打。


続く8回、先頭の田宮裕涼選手がレフト線に落として出塁し、2つの内野ゴロで三塁まで進みます。
水谷瞬選手は故意四球で歩かされ、代走に送られた五十幡亮汰選手が盗塁を決めて二死二三塁。
打席には代打のレイエス選手でしたが、フォークに全くタイミング合わず空振り三振。
ちょっと、日本のプロ野球では通用しないかも知れませんね。

9回はヒットで出塁した水野達稀選手が、牽制アウト。
6回にも松本剛選手が牽制死しており、今後の戦い方に不安を残しました。

5回以降は、ザバラ投手、杉浦稔大投手、河野竜生投手、マーフィー投手、田中正義投手とつないで延長10回まで無失点に抑えます。
しかし延長11回、8番手矢澤宏太投手が一死から豊田選手にヒットを打たれると、続く森下選手のショートゴロを名手・水野達稀遊撃手がエラー。
三塁まで走者を進められ、梅野選手に対してはカウント2ー0から、スライダーが大きく抜けて、田宮裕涼捕手がキャッチすることはできず、サヨナラ暴投で交流戦を終える形になってしまいました。




これで交流戦は7勝10敗1分けとなり、借金3の恥ずべき結果に終わってしまいました。
最低でも貯金4つくらいは作りたかったんですがねぇ…。

水谷瞬選手が交流戦最高打率を記録するなど、収穫もありましたが…。