『東京優駿(3歳G1東京芝2400m馬齢17頭)』予想 | 雲をつかんだ日

『東京優駿(3歳G1東京芝2400m馬齢17頭)』予想

クラシック三冠レースの第二弾として行われる日本ダービーは、イギリスのダービーに範をとり、競走体系の確立と競走馬の資質向上を図るという意図から、1932年に3歳牡馬・牝馬限定の重賞競走「東京優駿大競走」として創設され、目黒競馬場の芝2400メートルで行われた。
1934年から府中の東京競馬場に舞台を移して行われ、以降は距離・競馬場とも一度も変更することなく継続している。

なお、レース名は幾度かの変更を経て、1950年に「東京優駿競走」に変更のうえ(日本ダービー)という副称が付けられたのち、1964年に「東京優駿(日本ダービー)」と改称され、現在に至っている。
また、本競走は1984年のグレード制導入によりGⅠに格付けされた。

クラシック三冠レースについて、“皐月賞は最も速い馬”が、“日本ダービーは最も幸運に恵まれた馬”が、“菊花賞は最も強い馬”が勝つと言われている。
また、“競馬の祭典”とも呼ばれる日本ダービーの栄冠を勝ち取ることは、日本の全てのホースマンが憧れる最高の栄誉とされている。

競走名のダービー(Derby)とは、1780年にイギリスで同レースを創設した、第12代ダービー卿エドワード・スミス・スタンレー氏にちなむ。
現在は一般的に3歳馬の頂点を決める競走として世界各国の競馬場でダービーが行われ、わが国でも”競馬の最大の祭典”として、競馬ファン以外にもその名が広く知れ渡るレースとなっている。

(JRA)



サンライズアース…過去の2勝は気性的に難しい面を見せ、内容も雑。それでも、勝っているのだから、ポテンシャルは高いのでしょう。

レガレイラ…6着に敗れた前走の皐月賞も含め、デビュー4戦すべてで上がり最速を記録しており、決め手は世代屈指。距離延長はプラスではないと思いますが、ルメール騎手が鞍上に戻り、直線の長い東京に替わるのはいいと思います。

ジューンテイク…スタート課題の馬で、終い生きる流れになれば…。

ビザンチンドリーム…この馬もスタートに課題のあるタイプなのですが、決め手の鋭さは一級品です。

ダノンデサイル…京成杯の勝馬だけに、できれば皐月賞に出走したかったかと思いますが、様々条件で安定して走れるタイプです。

コスモキュランダ…弥生賞は道悪への適性が勝因かと思っていましたが、時計の決着となった皐月賞で2着。長くいい脚を使えるタイプなので、東京替わりはプラスでしょうし、ここも好勝負必至です。

ミスタージーティー…荒削りな面はまだ残りますが、距離延長がプラスに出れば掲示板くらいはあるかも知れません。

アーバンシック…皐月賞は4着止まりでしたが、元々、目標はここで、むしろ青写真通りでしょう。終い一手で信頼性には欠けますが、展開が向けば一発もありえます。

ダノンエアズロック…デビュー当時から豊富なスタミナも持つ印象でしたが、折り合いに課題がありました。しかし、前走のプリンシパルSではしっかり5番手で脚をためられての完勝。東京は3戦3勝だし、ダービー候補が間に合いました。

サンライズジパング…テンに行けないところがあるので、距離延長で追走が楽になれば見せ場をつくれるかも知れません。

シュガークン…コース経験者であり、そこで勝っているというアドバンテージはあると思います。

シックスペンス…スプリングSの内容から、皐月賞は本命候補としていましたが、脚元への不安から回避。以降はここを目標にじっくり仕上げ、態勢整っての出走ですから、当然上位争いになるでしょう。

シンエンペラー…弥生賞、皐月賞とレース振りは良くなってきましたが、逆にパンチ力を失っているような感じもあります。ただ、能力的には十分通用します。

ゴンバデカーブース…距離は未知ではありますが、ポテンシャルの高さは疑う余地はなく、ヤネが松山弘平騎手に戻るのはプラス材料です。

ジャスティンミラノ…皐月賞でも本命にしましたが、2月の共同通信杯を勝った時点でここを意識しました。高い確率で無敗の二冠馬誕生の瞬間が見られそうです。

ショウナンラプンタ…2400mは前々走のゆきやなぎ賞で勝っており、前走は同コースで2着。距離適性は一番です。

エコロヴァルツ…ここまでのレース振りを見る限り、マイルで終いを生かす競馬が合うように思いますが、血統的には面白いかも知れません。



◎ジャスティンミラノ
○コスモキュランダ
▲アーバンシック
△ダノンエアズロック
△シックスペンス
✕レガレイラ
✕ゴンバデカーブース