先週の競馬(2024年5月4、5日) | 雲をつかんだ日

先週の競馬(2024年5月4、5日)

土曜日の京都競馬場では『京都新聞杯(3歳G2芝2200m馬齢15頭)』が行われ、藤岡佑介騎手騎乗の8番人気ジューンテイクが勝ちました。
スタート一息も、隣も遅れたおかげでスッと3~4番手の内につけられ、直線も最内を突いて鮮やかに抜け出しました。
終始ロスなく競馬を進められたのが勝因ですね。


5番人気のウエストナウが五分のスタートからポンとハナを切り、直線早めに後続に並ばれましたが、最後までしっかり伸びて2着に粘りました。
すんなりハナで、前半1000m60・3秒秒のマイペースで行けたとはいえ、未勝利を勝ったばかりで立派です。
ただ、スタート後に何か驚いて外に大きく逃げて、後続に迷惑をかけてしまったのは、今後の課題ですね。

2番人気のヴェローチェエラは出遅れ中団より後方からになりましたが、メンバー中最速上がりで3着に入りました。

1番人気に推されたインザモーメントは、五分のスタートから中団に控え、直線一気に抜け出しそうな雰囲気もありましたが、伸びきれず6着。道中、かなり折り合いを欠いていましたから、その辺が影響しましたかね。

見送り 2024年通算成績18戦10勝8敗(収支+8670円)



日曜日の新潟競馬場では『新潟大賞典(4歳上G3芝2000mハンデ16頭)』が行われ、斎藤新騎手騎乗の7番人気ヤマニンサルバムが勝ちました。
好スタートからポンとハナを切り、一旦は他馬に行かれましたが、再び先手を奪って最後は一杯になりましたがハナ差凌ぎました。


3番人気のキングズパレスが五分のスタートから中団より後方につけ、直線長くいい脚を使ってハナ差まで追い詰めての2着。

2番人気のヨーホーレイクは五分のスタートから5番手の内で脚をためていましたが、勝負どころで中団まで下がり直線伸びきれず3着。
斤量59キロを考えればよく頑張っているといえるか。

1番人気に推されたレーベンスティールは、五分のスタートから中団に控え、直線一旦伸びかけましたが、半ばで失速して11着に大敗。
香港遠征のダメージか、初の58キロが堪えたか。
次は注目の一戦になりますね。

見送り 2024年通算成績18戦10勝8敗(収支+8670円)



日曜日の東京競馬場では『NHKマイルカップ(3歳G1芝1600m馬齢18頭)』が行われ、川田将雅騎手騎乗の○ジャンタルマンタルが二つ目のG1タイトルを獲得しました。
好スタートから5番手の外に控え、手応え十分に直線に向き、残り250mで先頭に立つと、あっさり後続を突き放し圧勝。
やはり、この距離ではちょっと力が違いましたね。


1番人気に推された△アスコリピチェーノは五分のスタートから5番手につけ、直線内を狙いましたが、間に挟まれる格好で失速。
完全に終わったという感じでしたが、最後まで懸命に伸びてゴール寸前で2着に上がりました。
あいたスペースに一斉に集中する格好での不利だけに、誰がどうということではありませんが、あれがなければ…。

10番人気のロジリオンがスタート一息で中団で折り合いをつけ、直線残り200mで2番手に上がって前を追いましたが、最後は失速する格好で3着。
ベターは1400mですね。

4番人気のゴンバデカーブースは五分のスタートから中団に控え、直線長くいい脚を使って2着と差のない4着。
稽古が余りに物足りずノーマークにしてしまいましたが、能力はここでもトップクラスですね。

13番人気イフェイオンが五分のスタートから4~5番手の内脚をため、直線内を狙うも前が詰まる場面がありましたが、影響は最小限で5着に健闘。
しかし、前4頭とは少し水を開けられてしまいました。

◎ボンドガール(3番人気)は五分のスタートから2番手の内で折り合い、直線最内から抜け出しを図りましたが、他馬と激しく接触してしまいます。
鞍上の判断でそれ以上は無理せずに、ダメージを最小限に抑えて17着。
残念です。

馬連5点外れ 2024年通算成績19戦10勝9敗(収支+8170円)