2024年4月16、17日『北海道日本ハムファイターズ×福岡ソフトバンクホークス』エスコンフィー | 雲をつかんだ日

2024年4月16、17日『北海道日本ハムファイターズ×福岡ソフトバンクホークス』エスコンフィー

4月16日
ファイターズ先発の山﨑福也投手は初回、近藤選手の適時打で1点を先制されてしまいます。

一方、打線は3回、死球と相手エラーで一死一二塁のチャンスをもらい、ここで郡司裕也選手が左中間スタンドへ運び逆転に成功。


このあと、万波中正選手のヒットと、近藤左翼手のエラーで二塁に進み、一気に有原投手をノックアウトしたかったのですが、マルティネス選手がレフトフライに倒れてしまいます。

なんとか追加点の欲しいファイターズは7回、先頭のレイエス選手が四球で出塁すると、代走中島卓也選手が盗塁を決めます。


続く水野達稀選手が二塁に転がし一死三塁。
スクイズも考えられる場面でしたが、伏見寅威選手が前進守備の三遊間を破るタイムリーヒット。

リードを3点と広げ、山﨑福也投手は7回5安打2四球、1死球1失点(自責点1)でお役御免。

8回のマウンドには勝利の方程式・金村尚真投手。

その裏、五十幡亮汰選手の四球と盗塁で二死二塁とし、マルティネス選手がセンターオーバーの適時三塁打。

4点差となり、ブルペンでは福田俊投手もやっていましたが、結局は9回田中正義投手が上がり、栗原選手、中村選手のヒットで一三塁とされましたが、最後は野村選手を三振に取り勝率5割に復帰。


さあ、明日は21年の育成ドラフトで入団した福島蓮投手が、一軍初登板です。
8点取って、初勝利をプレゼントしましょう。


4月17日

ファイターズ先発はプロ入り初登板の福島蓮投手。




立ち上がり、周東選手を三振に取り、続く今宮選手は一塁ライナーでツーアウト。
このままスイスイといって欲しかったのですが、柳田選手に詰まったセンター前を許すと、山川選手四球にあと、近藤選手にレフト前に運ばれ1点を先制されます。
さらに続く栗原選手にはライト線を破られ、山川選手の生還を許してしまいましたが、3点目を狙った近藤選手はタッチアウト。

2回は二者連続三振を含む三者凡退の見事なピッチング。
好投に応えたい打線はその裏、二塁打のレイエス選手を置いて、石井一成選手がライトへ同点ホームラン。

3回は今宮選手にヒットを打たれ、味方のエラーで三塁まで進まれましたが、山川選手をストレートで見逃し三振に斬り、4、5回を三者凡退に切って取りお役御免。
福島蓮投手のデビュー戦は5回4安打1四球2失点(自責点2)。
相手打線を考えれば上々の結果だし、何より、打者に向かっていく姿勢がいいですね。
次も楽しみです。

初勝利をプレゼントしたい打線は5回、先頭の水谷瞬選手がレフト前で出塁すると、伏見寅威選手がきっちり送って一死二塁。
続く水野達稀選手の打球は三遊間を抜けるかという当たりでしたが、これを今宮遊撃手が好捕&好送球で三塁タッチアウト。
がっかりムードのなか、水野達稀選手が盗塁を成功させ、続く郡司裕也選手が四球を選び一二塁。
ここで、背中の違和感で試合を離れていた松本剛選手。
大いに期待されましたが、残念ながら三塁ゴロに倒れてしまいました。

継投に入ったファイターズは6回を杉浦稔大投手が完璧なピッチングで抑えると、7回は河野竜生投手が2本のヒットを打たれるも、無失点で切り抜けます。
8回は水野達稀遊撃手が周東選手の内野安打性の打球をアウトにすると、今宮選手センターフライ、柳田選手三振で4番手金村尚真投手も三者凡退。
9回は北浦竜次投手が山川選手、近藤選手、栗原選手を寄せ付けない圧巻のピッチング。

しかし、投手陣がいいリズムを作ってくれても、それに乗れない打線。
9回は万波中正選手、マルティネス選手、レイエス選手と、一振で決められる打者が続きましたが、3番手津森投手を捉えられずに試合は延長戦に。

延長10回、ファイターズは田中正義投手をたて、その裏のサヨナラにかけます。
先頭の石井一成選手が四球を選び、代走に切り札・五十幡亮汰選手を送ります。
打席には細川凌平選手ということで、何でもできるシチュエーション。
しかし、バスターエンドランを試みますが、2度ファールで追い込まれ、最後は送りバントに切り替えて空振り三振。
続く伏見寅威選手がバントを決めて、水野達稀選手にすべてを託しましたが、杉山投手に三振に取られてしまいました。

これで完全に流れはホークス。
11回のマウンドに上がったマーフィー投手は、先頭の今宮選手に四球を与え、続く柳田選手にレフト前に運ばれ無死一二塁。
この場面でマウンドには福田俊投手が上がり、内野ゴロと故意四球で一死満塁。
牧原選手の併殺崩れの間に1点を勝ち越され、さらに中村選手に適時打を許し2点差。

その裏、ホークスはストッパーのオスナ投手をマウンドに送り、簡単に二死とされましたが、万波中正選手がしぶとくライト前に運びます。
そして、続くマルティネス選手が、初球のカットボールをスタンドへ叩き込み土壇場で同点に追い付きます。

12回はファイターズは生田目翼投手、ホークスは藤井投手がランナーを出しながらも無失点に抑え、試合はドロー。

勝ちきれなかったのは残念ですが、福島蓮投手の好投は大きな収穫だし、4番マルティネス選手が相手ストッパーから、土壇場で起死回生のホームランを放ったのは、今後の快進撃につながっていくでしょう。