先週の競馬(2024年2月17、18日) | 雲をつかんだ日

先週の競馬(2024年2月17、18日)

土曜日の京都競馬場では『京都牝馬ステークス(牝4歳上G3芝1400m別定18頭)』が行われ、武豊騎手騎乗の2番人気ソーダズリングが勝ちました。
五分のスタートから中団に控え、ペースが落ち着いたところで外から来られて掛かり気味になりましたが、すぐに落ち着き、直線巧く外に持ち出しゴール前きっちり抜け出しました。
距離短縮にも対応でき、今後はマイル路線のG3辺りで安定した成績を残してくれそうです。
また、この勝利で武豊騎手は、38年連続の重賞制覇となりました。


1番人気に推されたナムラクレアは五分のスタートから後方に下げ、勝負どころで少しポジションを上げておき、直線大外一気に突き抜けそうな勢いでしたが、勝馬にクビ差凌がれて2着。
相手は距離短縮で、こちらは距離延長でしたから、その辺の差が最後に出たか。

コムストックロードはスタート一息でダッシュもつかず後方からになりましたが、直線大外から長くいい脚を使い16番人気ながら3着に健闘。
終いに徹する競馬が奏功しました。

見送り 2024年通算成績5戦2勝3敗(収支-420円)



土曜日の東京競馬場では『ダイヤモンドステークス(4歳上G3芝3400mハンデ10頭)』が行われ、菱田裕二騎手騎乗の2番人気のテーオーロイヤルが勝ちました。
好スタートから5番手に控え、直線残り400mから2着馬とのマッチレースになり、3キロの斤量差ものかわでクビ差競り勝ちました。
一昨年の天皇賞(春)で3着しているバリバリのステイヤーで、まだまだ長丁場では目が離せません。


1番人気に推されたサリエラは五分のスタートから行きっぷりよく4番手につけ、勝負どころの手応えもよく、楽勝かと思われましたが、直線の長い叩き合いで力でねじ伏せられて2着でした。
今回は相手が悪かったですね。

3番人気のワープスピードがスタート五分も行き脚つかず7番手で流れに乗せ、直線馬場の真ん中をじわじわ伸びて、最後は馬群から抜け出して、前の二頭との差を詰め3着。
長丁場は安定して走りますね。

見送り 2024年通算成績5戦2勝3敗(収支-420円)



日曜日の小倉競馬場では『小倉大賞典(4歳上G3芝1800mハンデ15頭)』が行われ、杉原誠人騎手騎乗の3番人気エピファニーが勝ちました。
五分のスタートから中団に控え、直線大外一気に鮮やかに差し切りました。
前走はバカの一つ覚えの外国人騎手でがっつり引っ掛かって競馬になりませんでしたが、今回は杉原騎手が巧く折り合いをつけて力を出し切りました。


4番人気のロングランが五分のスタートから中団より後方で脚をため、直線外からメンバー中最速上がりでぐんぐん伸びて来てゴール前で2着に上がりました。

10番人気のセルバーグが好スタートから躊躇なくハナを切り、前半1000m通過は57・2秒ということで、さすがに速すぎる感じもありましたが、最後はバテたもののよく3着に頑張りました。

1番人気に推されたアルナシームは好スタートから4番手に控え、直線この馬なりに伸びて来ましたが、後続に次々に交わされ、逃げ馬にもハナ差凌がれ4着でした。

見送り 2024年通算成績5戦2勝3敗(収支-420円)



日曜日の東京競馬場では『フェブラリーステークス(4歳上G1ダート1600m定量16頭)』が行われ、藤岡佑介騎手騎乗のペプチドナイルが、11番人気の低評価を覆しました。
五分のスタートから4番手につけ、勝負どころでしっかり脚をため、直線残り200mで抜け出し、あとは後続を寄せ付けず快勝。
先行総崩れの流れになりましたが、流れが速くなった分折り合いは楽につき、最後はスタミナも発揮して、結果的にこの条件が合っていたのでしょう。


5番人気の✕ガイアフォースが五分のスタートから中団に控え、直線外からじわじわ伸びて、ゴール寸前で2着に上がりました。
道中単騎のポジションを取り、持ち味の長くいい脚を発揮しました。
初ダートでこの競馬ならいうことありません。

武豊騎手と武幸四郎調教師の兄弟コンビで挑んだセキフウは、13番ながら五分のスタートから後方に控え、直線メンバー中最速上がりで3着に食い込みました。
ペースを考えるとポジションは悪くなかったかと思いますが、上位2頭は格上だったという感じです。

1番人気に推された△オメガギネスはスタート一息もスッと6番手につけ、勝負どころの感じは非常に良かったのですが、直線全く伸びず14着に大敗。
掛かる気性なので、ペースの速い展開はこの馬向きかと思ったのですが…。

◎レッドルゼル(6番人気)は五分のスタートからいつも通り下げて行き、縦長の展開の最後方。
直線大外から伸びて来ましたが、最後は力尽きる格好で6着。
昨年の2着以上の結果を期待しましたが、さすがに年齢的に限界だったのかも知れませんね。

馬連5点外れ 2024年通算成績6戦2勝4敗(収支-920円)