映画『三國志 第一部 英雄たちの夜明け』 | 雲をつかんだ日

映画『三國志 第一部 英雄たちの夜明け』




監督:勝間田具治 脚本:笠原和夫




後漢朝末期の中国。

朝廷の権威は失墜し、各地で太平道の信者による反乱“黄巾の乱”が発生し、天下は乱世に陥っていた。

そんな中、名のある先祖を持ちながら自らはなんの力もないことを憂える青年・劉備は、義勇軍に加わるためにやって来た関羽、張飛という豪傑2人と運命的な出会いをする。

太平の世をもたらすため立身出世を決意した劉備は関羽、張飛と生死をともにする義兄弟の契りを交わし、義勇軍を率いて頭角を現わしていく。


(『WOWOWプラス』より)




劉備、関羽、張飛はまだしも、曹操、董卓、袁紹、呂布、夏侯惇も何とか、ですが、張遼、王允、糜竺辺りまで来ると、頭の中で相関図を描くのが難しくなってきます。

私は小説で読んだことがあるし、多くの登場人物が世界史にも出てくるので、どうにかついていけましたが、初見ではなかなか理解しづらいでしょうね。

まぁ、だからこそ、劉備を主人公にして、ひとかどの人物として描いているのでしょうね。

本作品も、もちろんその路線なわけですが、史実には沿っているようなので、歴史の勉強にはなると思います。

小説、教科書で読んだことが、アニメーションになったことで、なかなかためになりました。




【★★★】