毎年1月は新年会と称してダーリンと懐石料理を食べに行きます。
そしてその時は私は着物を着ていきます。
もう13回目です。
着物を着て美味しいものを食べるなんて、なかなか大変なんですがダーリンが私の着物姿が好きなので、1年に1回位はと頑張っています。




美容院代だけでも馬鹿にならないので、「ちゃんとした所に連れて行ってね」と毎年プレッシャーをかけています。
今年は「恵比寿くろいわ」さんを予約してくれました。

美容院でなんか時間がかかり過ぎてしまい、予定の電車に乗れず恵比寿までが遠かったです。
予定の電車に乗っていたら辻堂〜恵比寿まで直通だしグリーン車でゆっくり行けたはずでした。
しかし、次の直通では遅くなるので
辻堂〜戸塚 グリーン車
戸塚〜武蔵小杉 グリーン車
武蔵小杉〜恵比寿 ベンチタイプの座席に座れた

と夕方の混んでいる時間帯に2回も乗り換えながら行きました。
それも、乗り換えの待ち時間があり↓の様にホームでも記念撮影(笑)

恵比寿くろいわさんは数年ぶりの訪問で場所が変わっていました。
前は駅から離れていましたが、新しいお店は駅からなんとか歩けるかんじ。
と言っても私は着物なのでなかなか大変な距離でした。
通りを入った3階建てのビルです。
入口から趣が有ります。
1階には個室が2つ有りますが、私達は2階のカウンターを予約して有りました。




まだ他のお客様がいらっしゃらなかったので、↑ここまではパチパチと写真を撮りましたが、カウンターは写真禁止と言う事でお料理の写真は有りません。

二十四節気のお料理を提供するとの事で、1月末は「立春節分」がテーマでした。

室礼も豆や鬼の面などが飾られていました。

器も季節にあった雰囲気の物が色々と出てきます。
どうやら拘りをもってオーダーで作られたものが殆どのようです。

お食事の内容はそらはそれは美味しかったです。

しかし、わたし的にはどうかなぁと言うお店の雰囲気。

まず、板前さん(二人)がウンチク王。
カウンターでお客さんと話す為に色々とネタを仕入れているのでしょうけれど、煩い位にしゃべります。
そして、なんか色んな意味で板前さんのペースに合わせないといけない感じですね。

あと、カウンターは私達以外に2組だったのですが、どちらも常連さん(会話で分かります)
私達の対応と違うのがあからさまに分かります。
なんか、高いお金を払っているのにちょっと肩身が狭い感じがしました。

お料理が気に入ったなら自分達も常連さんになればいいのでしょうけれど、なんたって恵比寿は遠いからそんなには行かれないし、色んなお店に行きたいし、、、

お店に行くとそのお客様専用のノートが出来て次回予約をすると板前さんがそのノートで前回何をどんな器で食べてどんな会話があったかを確認するそうです。
凄く努力していますね。

そんな感じでそこそこ楽しかったし美味しかったダーリンとの新年会ですが、帰りがまた大変でした。

恵比寿駅まで行くと湘南新宿ラインがとまっているらしくホームが満杯です。
仕方ないので山手線で品川まで出るもこちらも電車遅延でホーム満杯です。
グリーン車の列に並びましたが、遅れてきた電車は既にパンパン。
前の方に並んでいる方も何とか乗ったという感じです。
次の電車は15分後、間があいているからこちらもパンパンです。
何とか乗り込んで2階中央の少しは空いている場所を陣取りました。
私の横に立っていた酔っ払いオジさんは走り出すとすぐに座り込んで寝てしまいました。
横浜で私は何とか座れて、良かったと酔っ払いオジさんの方を見ると通路が空いたので、今度は大の字になって寝てしまっています。
その後、グリーンアテンダントの方が来て何度も起こしますが全く起きる気配なし。
次の戸塚駅では車掌さんが来て起こしますがやはり全く起きず。
車内放送では「只今車内点検の為に停車しております」と。
いつも車内点検って何だろうと思っていましたがこう言う酔っ払いの対応も車内点検なのねと。
結局、乗務員3人掛かりで酔っ払いオジさんを引きずり下ろし発車。

恵比寿まで食事に行っただけなのに、家についたのは午前様になっていました。
着物も来てお酒も飲んでいるので、まぁ疲れた一日でした。