Vol.11

宝石を着替えると、出逢う人も変わります
たった一つの宝石が、人生をかえるかも しれません。

広島の ジュエリーコーディネーター はやし かよです

連日の身内ネタでごめんなさい
実母73歳。彼女の70歳のバースデーの時。私は考えました

ここは、プレゼントに、母に似合う宝石を贈ろうっと

が、しかし

母は、ふくよかな人

↑    ↑   ↑
ここまでではないけど ※写真はあくまでイメージです。母、ごめんなさい


少々の大きさのダイヤモンドを贈っても
 
鎖骨回りの脂肪に めり込む
ダイヤが貧相に見える事 間違いない


そこで、ボリュームがあって、その割にとても軽くてつけやすい(←母は編み物と読書が大好きなので、肩こり持ち ) 琥珀(こはく)のネックレスを選んでみました。 
そして、誕生日当日


おもむろに、ペンダントケースを取り出す私。


母の期待に満ちたまなざし
かよちゃんがプレゼントをくれる 
⇒ おそらく宝石 
⇒宝石といえば、キラキラしている
母のキモチはこんな風に、高まってたのだと想像します。

中をあけると   

あれ あれれ  
 
まさかの母の一言。

「かよちゃん。これは、、、。プラスチックなん 」

「じぇじぇじぇーーー」(←古いけど)

※琥珀(こはく)は、れっきとした宝石です。
 樹木の樹脂(ヤニ)が、長い年月で固化(化石化)したもの。鉱物ではないが、鉱物に匹敵する硬さを持つ

ま、知らない人が見たら、プラスチックにも見えるよなーーー。
説明しても、母は今一つ腑に落ちない表情でした。奮発したつもりの私も、拍子抜けの気分

母は、ちゃっかり 私がつけていたクロスのペンダントに視線を移して
 
「私はそういうのが、いいんだけど

「はい、じゃ、これもあげる  死んだら返してね(←また言っちゃった)」

そして、あの琥珀ペンダントがどうなったかと申しますと

女子友達とご飯を食べるのに、着けて行くと
「あら?いいの着けてるねー 」って言って下さった方がいたんですって。
現金な母は、それ以降は、せっせと琥珀も着けてでかけましたとさ


この話は、宝石の本質を突いています。
その人に調和した宝石は、モノ言わぬ履歴書の如く、見る人に好感・信頼を与えるのです。

だから

人前で講演をしたり、スタイルフリーで接客や営業の仕事をする大人の女性には、大きな効果を与えてくれます。これ、使わないともったいないわ

チープに見えるモノでなく、引き上げてくれるモノを身に着ける。

そして、引き上げてくれる場に出向いて

引き上げてくれる人に出逢う
 

宝石は女性を味方する道具(ツール)の一つだと心得ます。
たかが道具、されど、素晴らしい力を持つ道具。

このことを、宝石には縁がないと思っている方にお伝えしたいのです。