新Vol 19

宝石を着替えると、出逢う人も変わります
たった一つの宝石が、人生をかえるかも しれません

広島の ジュエリーコーディネーター 林 佳代 です

職場の労働組合の呼びかけで
『県労連(広島県労働組合連合会』 被災応援作業に参加しました。

キモチはあっても、経験がない。
「一日体力持つかな?」 「お一人様参加で大丈夫かな?」


↑   ↑   ↑
「こーんな子供みたいな長靴で役に立つかしらん」

など、しょーもない事が頭に浮かぶから

『強気ポーズ』(⇒★★★)で、強気・強気とつぶやきながら、
着替えの入ったリュックしょって、広島駅から緑井駅までの電車に乗る

お一人様やらお二人様やら、グループさんやら、スコップを持って長靴をはいた人達が、徐々に電車の中に増えてくる。

勝手に一体感を感じながら、緑井駅到着
駅からは、車での送迎ボランティアさんが、北民商の事務所に乗せていって下さる。

100名弱のボランティアの人達は、段取り良く受付を済ませ、用意できた人から10~20名ずつの班に分かれて、徒歩で現地に向かっている。

「はやしさぁーーーん」 と、声掛けられて、ちょっと安心するも、つかのま。
先発の班で、出発していかれた


さて、どーしよー と 思いきや。
「はやしさぁーーーん」 と、またも声掛けられ
同じ事務所ビルの お姉さん格 MさんとNさん にきづく

「いやー二人でどうしよう?って思ってたんよー。はやしさんの名前を名簿で見つけて心強かったわ―」 と。おっしゃってはいただきましたが

天下の被災現場で、タフで器用に最後まで元気に立ち回っていたのは。

私 ではなく お姉さま方でした
心強く、励まされたのは、私でした


徒歩で15分。緑井8丁目でご家族は避難所に避難されているUさん宅へ向かいます。


↑   ↑   ↑
Uさんの家の裏側の道路は、河と化していました。
ここが土石流の通り道のなって、Uさん宅のお庭にも大きな岩やら、土砂が積もっていました。


この河と化した道の向かいのお家は、車2台のタイヤが埋まったまんまになっていました。上流に目を向けると、車が反転して破壊されています。


午前中は、庭の片づけと、土砂運びです。
土砂をつんだ土嚢は、腰が抜けそうに重たい物もあります。

班のリーダーのTさんは、若い女性でしたが、果敢に作業指示をだし、参加者の体調を気遣って、休憩の合図も的確にはさんでくれなので、汗だくになりつつも、皆さんに助けられて、なんとか9時~15時までの作業を終える事ができました。

ボランティアには、沢山の若い人達も参加されていましたが、皆キモチの良い働き者ばかり。土嚢運びの時も

「これは楽ショー!」
「これはやばいよー」
「これはムリ!お願い」

と声をかけつつ助けてもらいました。

復旧には、まだまだ時間も人でも必要です。
丸1日の力仕事は、大変だけど
都合の許す限り、週末半日でも、また行こうと思います。

※「県労連」の災害ボランティアは、事前に申し込みが必要ですが、
当日受け付けも迅速で、スムーズに作業に入れます。
半日のみのお手伝いでもOKです。
所属労組に加入していない人でも参加できます。
集合場所の北民商は、JR可部線の七軒茶屋から徒歩10分位です。
詳しいことを知りたい方は、私までご連絡下さい。