宝石を着替えると、出逢う人も変わります。
たった一つの宝石が、人生をかえるかも しれません


【貴女の価値を引き上げる力のある宝石を選びます】広島の宝石コーディネーター 林 佳代です。 



今日観てきた、映画の話です。

詩人でパフォーマー。舞台演出家・コミック作家・タロットカード研究者・禅・瞑想・心理療法にも造詣の深い多能力な人物
ドンッ
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アレハンドロ・ホドロフスキー83歳(⇒★★★

彼が23年ぶりにメガホンをとった〖リアリティーのダンス〗(⇒★★★



今月末に移転のきまったサロンシネマ(⇒★★★)で観てきました。


この映画、理屈でみちゃうと「わけわからん!」で終わるけど、感性で感じることが一杯つまっていて、、、。表層意識だけでなくて、潜在意識にメッセージを受け止めたようにも感じました。



ホドロフスキー監督自身の少年時代の自伝に基づいた映画。ファシズムの波が押し寄せている南米チリでの物語。ユダヤ人であるが上に、同級生からいじめられ、偏狭な父親にシゴキのような教育を受け、母親は、父にさからえない。

この家族の魂が成熟する旅(人生)の軌跡が、多彩な色彩&表現のダンスのように、来る広げられる。まさに、表題「リアリティー・ダンス」

悲しみと喜びは絶えず横糸でつながっている、、、。
富む者と貧しい者、美と醜、(神の存在を)信じる人と信じない人、権力者とひれ伏す者の対比を見事に表現しつつ、それはいつしか一つのモノとなって、人生のダンスを生み出す。


タブーのない自由な発想で作られた事を象徴するように、映像的にショッキングな場面もいくつかあるけれど、どれもが汚くなく、下品でなく、アートと意味をなしている。


ホドロスキーの母親といえば、冒頭、「この母親 頭おかしいんかな?!」と思ったけど?映画の後半に進むにつれ、慈愛と信仰・寛容と洞察にたけた女性へと生まれ変わっている。


ホドロフスキーの実の息子3人が重要なキャストになを連ねているのも。見どころだ。家族総出で、家族の歴史を演じきったのだから。


この映画。
見た人の数だけ、解釈がわかれるのだと思うけど。



肉体は、魂の入れ物に過ぎない

自分の中に答えはある

現実は、自分の内側が創りだしている



私は、こんなメッセージを受け取りました




興奮さめやらず、鷹野橋のサロンシネマから自宅まで、炎天下1時間近くかけて歩いて帰っちゃいました。



よしもと ばなな(作家)映画評
〖生きていてこの映画を見れて、神に感謝です〗






右脳で感じる映画
83歳の才能に、勇気をもらえるかもしれません