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今日は一日、社内研修でした。 
研修の講師は(株)コモテック人材開発研究 井上淳信先生。
8月5日にカープとの協賛で開催されたピースナイターについて、レポートをかかれていたので、今日はそれを発信いたします。

1.はじめに

 ピースナイター、耳慣れないこの言葉を初めて聞いたのは2011年夏のことだった。そして誘われるままにピースナイターに参加し・驚き・感動した。
 
2012年は東日本大震災から1年を経て、放射能が日本車木の新たな不安の種となった。同時に被爆者広島においては平和活動の意欲的な取り組みが準備されていた。
 
私は、広島市内の平和更新に加えて二度目のピースナイターを体験することにした。ピースナイターの文章をまとめて日本中に広めたいと願ったからだ。

2.ピースナイターとは何か
 
プロ野球公式戦を通じてマツダスタジアムから、核兵器廃絶と平和の願いを観客・選手が一体となってアピールする。具体的には①「3万人を超える観衆が一斉にピースナイター新聞(緑色)を頭上に掲げる。②原爆ドームの高さ25mに位置する内野自由席最上階から4段目までは赤色のピースナイター新聞を掲げて「赤色のピースライン25」を形成する。
 
 野球観戦中の上の席の親子が会話している「子:お父さんみんな何をしているの?父:みんなで平和を考えているんだよ」左の別の家族は「こんなの初めて。芝のグリーンとスタンドの緑が一つになって綺麗ね」右下段のカップルは「野球を見に来て平和のアピールができるなんて感激だね」と話している。
 
これらは、5回裏終了後のグラウンド整備の時間を利用して手際よく実行される。3万人を超える人々が一斉に同一行動をとる、しかも平和をアピールなどどお堅い事このうえない。まさに広島球場マツダスタジアムならでは、広島県民の平和に対する熱い思いの決勝、神業と思えるほどに見事な瞬間だ。 (⇒続く)