お盆。相変わらず暑い。
我が家は特に盆休みというものはなく通常営業。
秋に向けいろいろ動き出して、企画書など書かねばならんのがユーウツだが、ま、先走ってブルーになるのはやめとこう。
最近、CSフジの「ザ・ノンフィクション」再放送を見るのがもはや趣味となっているのは前回お伝えした通り。
折しもDenkikanで良質なドキュメンタリーを立て続けに2本鑑賞。
まずは「フジコ・ヘミングの時間」。
フジコさん年齢非公表だが、ググったらウチの老母と同い年。
うちの老母が今ピアニストだとしたら、…なんて到底想像もつかんけれども、老母に比べれば何と健脚で、もちろん手指もよく動き、頭も柔軟なことか。
映画に出て来ただけでも下北沢、京都、サンタモニカ、パリに素敵な家があって、あの独特の髪型や、絶妙な重ね着のドレスや、驚くほど大きく頑丈な手や、素っ頓狂な弟さん等々、見どころいっぱい。
何より猫好きさんは必見の映画。
懸命にピアノと生きた日々。
19年前NHK ETVが初めてフジコさんを紹介し、一躍ブレイクしたのが60歳代、そこからの今。テレビは時々いいこともする。
マーティン・スコセッシ監督の超名作ドキュメンタリー「THE LAST WALTZ」。
これ昔「ウッドストック」と一緒にリバイバルで観た。たぶんテアトルデンキだったような気がする。
ウン十年ぶりに観て、見事に何も覚えてないことに愕然としたわけだが、…そうねぇ〜、あの頃の私は何もわかっちゃいなかった。今もわかってるとは言い難い。
実際のところTHE BANDについて語るべき思い出も知識もないが、ドラム叩きながら歌うレヴォン・ヘルムがたまらんかっこいい。この声こそ私にとってのTHE BANDのイメージ。
ボブ・ディラン、イケメンだなぁ。紫色の水玉シャツが素敵。後にノーベル賞とるなんてこの時誰が想像したろうか。
しかし改めて見ると、ジョニ・ミッチェルにもノーベル賞あげたいところだがな。
そして、ドキュメンタリーではなく劇映画だが、待ちに待った「カメラを止めるな!」がついに地元でも公開!
チケット、ネット予約しといてよかった。
TOHOシネマズはませんが普段あまり見ないほどの超満員。盛り上がっとるねぇ〜。
面白い🤣🤣🤣
もう何というのか、「面白い」という以外、何も言っちゃいかん映画。ネタバレなどもってのほか。
どう面白いかさえ言いにくい。
いや言わんでいい。
誰も思いつかんかったわコレ。
ヤラレタ、とか言うヤツは到底ヤレてないからな。
とりあえず、だ。先に見た人が何か語り始めたらソッコー耳を塞いで映画館に走れ!