慌ただしい。
慌ただしさが、老猫の急逝の悲しみ、喪失感を忘れさせてくれるかと。
ところがだ。
愛猫を弔った後に行った大橋トリオ熊本公演@熊本県立劇場演劇ホール。
バラードがしみたね。
ここで歌われる「君」は、前日死んだ老猫で、
バラードに合わせ スローモーションで走ってくるのな。元気な頃の走りでこちらへむかってくるのな。
悲しい。本当に悲しかった。最後まで生きることを諦めなかった22歳。 もう猫ではなく猫又だったかも。
(係りの人が分類して並べてきてくれる)
衝撃的だったが、人の場合もそうだが焼き場で出てきた骨を見ると、喉のあたりにわだかまってたものがストンと落ちる気がする。
「このヒトは、本当に行って(逝って)しまったんだな」と実感できる。
ペルの場合も同じ。ちゃんと22年生きた強靭さが感じられた。
ひとり残った娘猫、
やはり元気がない(ような感じがする)。